「出会い」とは大きなテーマですが、今までに様々な出会いがあったように思います。
あったように…というと少し変ですが、自分でも気が付かないけど大きな出会いもあると思います。
例えば神様との出会いは生まれるずっと前なのに、私が気付いたのはずっと後のことです。
今までの人生で様々な出会いがありましたが、枚方教会との出会いについて振り返ってみたいと思います。
数十年前、私は京阪電車に乗って京都の学校まで通っていました。
窓から見えるかわいい三角屋根を毎日見ていました。
私の持っていた教会のイメージにピッタリの建物です。
教会やイエス様については、カトリックの学校でしたので親しんでおりました。
待降節のキャンドルサービス、毎日のお祈りや聖歌も好きでした。
しかし、その頃は信仰心というより雰囲気が好きなのか自分でも判断できず、もしカトリック信者になるのならきっと自然にその時期が来るだろうし、来なかったら別の方向に行くのだろうな…とぼんやり思っていました。
それから数年後、教育実習が「うみのほし幼稚園」になり、初めて枚方教会を訪問しました。
その頃は先生になると決めていなかったのですが、幼稚園よりお声をかけていただき就職し、神父様やシスターとの大きな出会いがありました。
うみのほし時代、「玲子先生」のクラスはちょくちょくお聖堂を訪問していました。
「神様のおうちに行こう」と言って子供たちと神様にお話をしに行っていました。
数年前に電車の窓から見ていた三角屋根は、私と子供たちの大切な場所になっていました。
そして神父様やシスターのお声がけがあって受洗しました。
教会では土日合宿を数年お手伝いさせていただきました。
その後、幼稚園を退職し箕面に移り箕面の教会に通いましたが、知り合いもいなかったせいか足を運ばなくなり10年以上が経ってしまいました。
自分では迷える子羊時代(笑)と呼んでいます。
でもずっと教会に行きたい思いがあった頃、アベイヤ司教様がローマから戻られる連絡をいただき今市教会に会いに行きました。
ふぁーって時代が戻ったようでした。
そして2016年、今年は教会に行くと決め勇気を出して枚方教会に足を運びました。
懐かしいイエス様の御像、グァダルペのマリア様、木の椅子。
私を覚えてくださった方々が「先生久しぶりやん」とお声をかけてくださいました。
「ただいま!」という感じでした。
そして転入し箕面から通っています。
この新たな出会いのために私が教会に行かない時期があったのかなーと神様の深いご計画を感じました。
昨年から財務のお仕事をお手伝いさせていただき、また新しい出会いがありました。
まだまだ教会の事、信仰の事、わからない事だらけです。
これからも神様のご計画の中での多くの出会いを楽しみにしています。
皆様、よろしくお願いいたします。