愛を育むための孤独
枚方教会 協力司祭 梅﨑隆

平成25年(2013)に枚方教会での役割を終えて、平成28年(2016)からは東京の修道院で生活していました。

東京への異動の理由は修道院の掃除と会計の整理でしたから、仕事が終わったらすぐにお払い箱になると思っていたのに、五年間いることになりました。

それとは別に、私個人は孤独を受け入れることを東京での生活の目的の一つにしました。

E・フロム著『愛するということ』によると、「愛」という言葉を使っていても、「愛すること」と「愛されること」の意味することは全く逆であるといいます。

「愛されたい」人は人から認められることを望んでおり、その根底には孤独に対する恐れがある。

人は孤独になると人とのつながりを求めて、人から認められているのか気になってしまう。

LINEに[既読]がついても返信がないことにイライラする原因は、そういったところにあるようです。
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各委員会活動の紹介と会員募集
-教会は私たちの家、皆さんの援助を必要としています-

枚方教会はこれまで多くの方の善意の協力のもと歩んできました。

聖パウロは、『コリントの教会への第一の手紙』十二章の中で教会を手や足をはじめ、様々な部分からなるひとつの体にたとえています。

枚方教会も以下に紹介するように様々な委員会や活動があり、それらによって枚方教会というひとつの体をつくっているのです。

しかしながら、近年では社会同様に枚方教会でも少子・高齢化が進んでいます。

今まで教会活動を支えてくださった方々には心より感謝の気持ちをお伝えしたいと思いますが、ここに枚方教会の明るい将来のために「自分にも何かできることは…」と思ってくださる若い世代の方(自分はまだ若いとお思いの方)の御協力をお願いする次第です。

特にここ十年以内に洗礼を受けられた方や他教会から転入して来られた方で、まだ委員会に入られていない方は、おためしとしていずれかの委員会や活動の扉を叩いて、自分に合った委員会や活動を探してみることをお勧めいたします。

信仰生活は祈りと活動の両輪によって一層豊かで実りあるものとなります。

(主任司祭  長崎壮)

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公開ミサ再開のお知らせ

枚方教会の信徒の皆様

+主の平和

枚方教会では、大阪府における緊急事態宣言の解除および、カトリック大阪教区による新型コロナウイルス感染症にともなう措置(第13次)に従い、6月22日(火)以降、公開ミサを再開いたします。

新型コロナウイルス感染症の拡大に一定の歯止めがかかりつつありますが、ワクチンの普及などによる終息までにはまだまだ時間がかかると思われ、引き続いてまん延防止措置が取られます。

主日のミサに参加する義務は、高齢者や基礎疾患をお持ちの方だけでなく教区内のすべての方を対象に免除されておりますのでミサに参加するかどうかは各自でご判断ください。

6月22日以降、枚方教会では以下のミサを公開で行います。

・主日のミサ(土曜19:00、日曜9:00・11:00)
・平日のミサ:火曜日(10:00)・木曜日(10:00)・初金および祭日(10:00)
・外国語のミサ 
ポルトガル語:第1主日(15:00)、英語 第2主日(15:00)、スペイン語:第4主日(15:00)
※なお、平日7:00のミサは当面行いませんのでご注意ください。

枚方教会では聖堂および信徒会館の抗ウイルスコーティングや換気等による対策を十分とっておりますが、枚方教会でミサに参加される皆様は従来通り以下のことにお気をつけ下さい。

1.手指消毒とマスク着用
2.一定の距離を空けて座る(紙コップの置かれた席にお座りください)。 
3.ミサ中の発声をなるべく控える。

カトリック枚方教会 主任司祭 長崎壮

自然の恵みと力を信じて
どんな時になっても、前向きに生きるため
クラレチアン宣教会 フリオ神父

新年度と共に復活節が始まって2ヶ月。

この5月のテーマは、「どんな時になっても、前向きに生きるため」とさせて頂きます。

まず、5月は、季節が春から初夏へと移り変わり、自然の中でも、様々なものが生まれ出て、自然の美しさや生命力を大いに感じさせられるこの頃です。

昨年は、コロナ禍の中、私たちの暮らしは、特に「脱・コロナからWITH・コロナ」への感覚に移り変わり、新しい様式の生活リズムが始まりました。

しかし、この時世を過ごしている内に、もう一つ感じたことがありました。

それは、人の生活が大きく変わってきても、季節ごとの自然の「姿」は、現時点では、いつも通り変わらないように思います。

結局は、一般的コロナや変異株のコロナウイルスに関係なく、自然は自然で変わらない、春には春の、初夏には初夏の姿がはっきりと現れてきます。

そして、そのような自然が、私たちの「どんな時になっても、前向きに生きるため」安定感・安心感のきっかけを与えてくれます。 “自然の恵みと力を信じて
どんな時になっても、前向きに生きるため
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コロナ禍の四旬節を歩む
春遠からじを信じて
主任司祭 長崎壮

長崎神父写真

「冬来たりなば春遠からじ」私が高校受験を控えていた正月に先生からいただいた年賀状に書かれていた懐かしい言葉です。

私たちはいまだ新型コロナ蔓延という厳しい冬の時期にいますが、それを遠からず乗り越え、今年中にはキリストの光に満ちた新しい世界を期待しています。

新しい世界と言っても、コロナ前のもとの世界に戻るのでは意味がありません。

コロナ禍を通して私たちが神様に向かって回心し、人と自然、そして生きとし生けるものに対する温かいまなざしをもってともに生かし合う世界です。

さて、教会の暦では復活祭の準備期間である四旬節に入りました。

昨年を思い起こすと新型コロナ感染拡大の時期が四旬節の始まりと重なり、四旬節第一主日から復活節の終わりまでミサが中止となるつらい体験をしましたが、このつらい体験から多くのことを学んだ私たちは皆が互いに気を配りながらも今年はどうにか御復活の喜びをともに祝うことができる見通しが出てきたようです。

ただ、ミサの形式はまだまだ従来の方法とは程遠く、オルガンも歌もない少し寂しいミサが当分続くと思われます。

昨年に続いて四旬節の黙想会も行うことはできませんが、皆さんには主日のミサを一週間の根本に据え、個人や家族での祈り、そして少数の友人とともにできる分かち合い等を通じてこの四旬節を霊的成長の期間にしていただけることを願っています。

そのためにミサで使われる『聖書と典礼』を最大限に活用していただきたいと思います。 “コロナ禍の四旬節を歩む
春遠からじを信じて
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ときには急いで、ときにはゆっくり
-今までの学びを活かして-
クラレチアン宣教会  フリオ神父

日ごとに寒さが増しています。枚方教会の皆様、いかがお過ごしでしょうか。

年末を含め新しい年も、これまでの出来事を振り返り、気持ちを新たにして、一人ひとりに寄り添いながら過ごしていきたいものであります。どうぞよろしくお願い致します。

2020年は、本当に大変な年でした。至るところで、新型コロナウイルスの感染症を防ぐために、換気や手洗い、公式ミサを再開する際にも気を配り、祭壇、朗読台、ベンチ、ミサ道具の一個ずつまで毎回消毒する日が続きました。

感染防止の措置だけでなく、小教区の現場で感染が発生した場合、国から各地方自治体(保健所)に通達・指導が入ります。

結局は、教会全体から個々まで、日々の生活の中で、多くの業務に加えての細やかな感染対策に追われ、頭が下がる思いでいっぱいです。

信徒の皆様の、心も体もコロナ疲れでいるのではと心配しています。

しかし、こんな状況でも、私には、これまでの歩みからの学びがたくさんあった年です。
“ときには急いで、ときにはゆっくり
-今までの学びを活かして-
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聞いて寄り添う 特別な年の待降節に
主任司祭 長崎 壮

長崎神父写真

今年は敬老の日にフリオ神父とともに車で奈良県の飛鳥に小旅行をしてきました。

稲穂が揺れる風景に包まれ、古代日本の原風景とはこうであったのだろうと想像しながら飛鳥寺、橘寺、川原寺跡、石舞台古墳と巡りましたが、最初に訪れた飛鳥寺では日本に現存する最古の仏像である飛鳥大仏がありました。

北魏様式という中国の影響を受けているこの仏さんの表情はいかにも福々しい東大寺の大仏とはだいぶ違い、細面でより人間的なお顔です。

興味深いことは、今まで見たどの仏像も共通しているのは耳が縦に長いことです。

耳が象徴的に大きく造られたことには、「自分の苦しみを聞き、わかっていただきたい」という仏さんへの人々の素朴な願いが投影されているように感じます。

聖徳太子の十人の話を同時に聞き分けたという逸話もこういった人々の思いから生まれたのかもしれません。 “聞いて寄り添う 特別な年の待降節に
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丁寧に生き、丁寧に死ぬように
-コロナの時代に自分と向き合う為のひと時-
クラレチアン宣教会 フリオ神父

毎日、セミの声が聞こえ、真夏を輝かせる太陽が続いています。

枚方教会の皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

気温の上昇と共に、マメに水分補給をして、自己管理に努めながら、感染リスクを減らし健やかに過ごされていることを願っています。

さて、9月の巻頭言の担当に当たりまして、新型コロナウイルスのこの時代に、お気に入りの神学者ヘンリー・ナウエン「今日のパン、明日の糧」の本から一つの記事を参考にして、「丁寧に生き、丁寧に死ぬように」について、共に振り返ってみたいと思います。

私たちはみな、何らかの原因でいつの日かこの世を去ります。

死は、私たちが確かなこととして知っている数少ないものの一つですが、本当に丁寧に死ぬことができるでしょうか。

それは、あまり確かではありません。

しかし、私にとって、「丁寧に死ぬ」とは、先ず、「丁寧に生き」、そして他の人々のために命を懸けて死ぬこと、後に残る人々に対して、私たちの生涯を実りあるものとすることだと思います。

したがって、重要な問いは、「残りの年数で何がまだできるか」ではなく、「私の後に続く世代の人々の間で、私の人生が、実をもたらし続けるために、どのような生活や生き方を送り自分の死を準備するか」ということでしょう。

つまり、何よりも先ず、人の為に「丁寧に生きる」ことですね。

主イエス・キリストは、良く死ぬことができたと思います。

というのもその死によって、イエス様は、「愛の霊」をご自分の弟子たちに送られたからです。

イエス様の弟子たちは、聖霊によって、よりよい生涯を送ることができました。

私たちが、家族や友人たちから離れる時、「愛の霊」を送ることができるでしょうか。

それとも私たちは、まだ何ができるかを思い込み心配しているでしょうか。

もし丁寧に死ぬための準備をするつもりなら、「死」は、私たちの最も素晴しい贈り物となるでしょう。

親愛なる皆さん、いつくしみ深い神の命に生かされていることに気付き、実り豊かな日々を送り続けることができますように。

アーメン

祈り、祈られ、支え合う
主任司祭 長崎壮

長崎神父写真

枚方教会の信者の皆さん、長い自粛生活を本当にお疲れさまです。

今年は私たちキリスト信者にとって最大の祝いである復活祭をはじめ、四旬節から復活節のほぼ全ての典礼と行事が空白となる異例の事態となりました。

信者さん同士の交わりの機会も失われ、心細さを感じながらの日々であったと思います。

そのような期間を耐え忍ばれた皆様に対してお掛けしたい言葉はやはり心からの「お疲れさま」です。

自粛期間中、教会に入る信者さんからの問い合わせではミサへの参加を待ちわびていることがひしひしと伝わってきましたが、ミサの中止が始まって間もなくの頃、電話でひとりの信者さんから「神父さんは、教会に行かない私のことを怒っていませんか」と問われました。

私はその人の心の清さに打たれましたが、「あなたをはじめ、教会に来ることができない全ての信者さんに代わって祈りますから、お辛いでしょうけれど今しばらく御自宅で辛抱してください」と答えるのがやっとでした。

専門家でさえも意見が割れる新型コロナウイルスの脅威を前にして牧者として全くの無力さを感じた瞬間です。

その一方で、公開ミサ自粛の間、個人的なお祈りで訪れる信者さんと話す機会もあり、「ミサの自粛を通じて、ミサの力の大きさにあらためて気づきました」という声や「これほどよく祈った期間はありませんでした」という声を聞いた時には私も勇気づけられました。

さて、目に見えない新型コロナウイルスの蔓延が私たちに示した〝時のしるし〟から私たちは色々なメッセージを読み取ることができます。

そのひとつ、この自粛期間中に私が度々思い出したのは昨年来日された教皇フランシスコが私たちに投げかけられた「すべての命を守るため…」ということばです。

神様からいただいた賜物である命、自分の命はもちろんのこと、大切な人の命を守るためには神様からのお恵みと同時に私たちの方からも会いたい人に会うこと、平常時であればできたであろう楽しみを犠牲として捧げる協力をしなければなりませんでした。
 
いまだ予断をゆるさない状況が続く中、私たちキリスト信者は互いに祈り、祈られ、支え合いたいものです。

相手のために祈ることも大切ですが、自分も祈られていることを感じる体験は信者の集まりである教会の絆を強固にします。

健康に不安を抱え教会に来ることができない方も沢山いますが、その方々の分までよく祈りましょう。

そして来られない信者さんの側も、枚方教会には自分のためにお祈りしている兄弟姉妹がいることを信じ、キリスト信者の連帯感を感じていただきたいと思います。

主日ミサ再開とミサ参加の地区割制導入についてのお知らせ

♰ 主の平和が皆さんとともに


カトリック枚方教会ではこのたび新型コロナウイルス感染症予防のための措置としての公開ミサ中止を解除し、主日の公開ミサを6月13日(土19:00)より再開することを決定いたしました。

しかし、この決定の後、各地でのクラスター(集団)感染の発生等、予断をゆるさないことに変わりがないため、信徒の皆様ひとりひとりの健康と安全を鑑み、一回のミサの参加者数を限定する必要に迫られ、急遽各ミサの参加者を地区割制にさせていただくことになりました。

なお、基礎疾患をお持ちの方、健康に不安をお持ちの方は、公開ミサ中止期間と同様に感染拡大が完全収束するまで主日ミサに参加する義務は免除されます。

引き続き健康に御留意のうえ、家庭でみことばの黙想や祈祷書を用いた祈り、ロザリオ等を通じて祈り下さい。

★土曜日19時からの主日ミサには地区割制を導入しておりませんので自由にご参加ください。

★6月16日より平日の火曜日と木曜日の10時よりミサを再開いたします(6月)が、このミサは主日ミサに参加できなかった人のためのものとします。

★第三主日9時から行われていたこどもミサは、場所をうみのほし幼稚園講堂に移して従来通り9時から行います。

★主日の外国語のミサ、ポルトガル語(第1主日15時)、英語(第2主日15時) ミサには変更がありませんが、スペイン語ミサのみ第4主日の15時と16時の二回行います。

※なお教会に行くことに不安をお持ちの方で諸秘跡をご希望の方は、司祭にご連絡を頂けましたら、ご家庭まで聖体を奉持するほか、病者の塗油、赦しの秘跡などもお授けすることができますので是非教会までご一報ください。


     2020年6月1日
 枚方教会主任司祭 長崎壮

主日ミサの地区割


6月14日より当面の間、以下の地区割に従ってミサに御参加ください。

A地区の方は8:30開始のミサ、 B地区の方は10:00開始のミサ、 C地区の方は11:30開始のミサにそれぞれ御参加ください。

皆が安全にミサに参加できるように、指定された地区以外のミサへの参加はお控えいただきますようお願いいたします。

【A地区】 8:30開始
枚方中央 枚方公園 牧野 招堤 片鉾・田口 御殿山 中宮・禁野

【B地区】 10:00開始
交野西 交野東 茄子作・釈尊寺 山之上・香里 宮之阪・村野 寝屋川・市外

【C地区】 11:30開始
八幡 松井山手 樟葉 長尾・津田・国道東 長尾西