去る9月22日に、恒例の合同黙想会が行われました。今年で第19回となるそうです。
枚方教会、香里教会双方併せて34名の方に参加頂きました。今回の指導司祭は、枚方教会のハイメ神父様で、テーマは、あなたの信仰を誰にどう伝えますか?と言うことで、フランシスコ教皇の使徒的勧告福音の喜びの1章から、それに触れた部分を抜き出し、約30分話されました。
その内容について各自で10分ほど黙想し、さらに深めるために、今回は、6組に別れて約1時間の分かち合いの時間を持ちました。分かち合いを始めるきっかけとして、簡単なヒントを提示しました。
・自分の信仰をどのように感じていますか?
・ほかの人に伝える内容として、何を伝えたいですか?
・その内容を、誰に、どのように伝えたいですか?
この3つの問いかけについてまず各自で考えていただく形式をとりました。
最初は果たして、このテーマで積極的な分かち合いになるだろうか心配しましたが、いざ始まってみると、皆さん日頃から思うところが多いテーマであったのか、各グループともとても盛り上がり、お楽しみの懇親会もなんのその、そのまま延々と続きそうな勢いでしたが、せっかく「いやしの泉」の方々が早くから用意してくださった料理もありましたので、一旦終わりとしました。案の定懇親会の中でもさらに意見の交換をしあっておられたようで、とても有意義な時間を過ごしていただけたのではないかと思います。
また、いつもの壮年の集いでも「いやしの泉」の方々にはお世話になっていますが、合同黙想会ということで、より一層時間も手間もかけていただき、皆さん料理でも満足されておられました。
また、懇親会の中で、昨年の香里教会での合同黙想会の写真を中心にしてTさんが作られたビデオアルバムを上映したりして、楽しく過ごしていただけたようです。
今回このようなテーマとなったのは、何とか、身近な人に信仰を伝え、そして共同体が少しでも元気に発展するきっかけとなってくれないかと思っての事でした。私自身、現在の自分の信仰というものを考えた時、両親の存在と、その信仰への姿勢があり、現在の悩みとして、その信仰をどう次の世代へ伝えるのかと言う事があります。
10年先の共同体がどうなるかを考えても、なかなか大きく発展している姿は思い描きにくいのが現実かと思います。どうか、参加された方だけでなく、信徒の皆さんが少しずつでもこの事について考え、行動して頂けたらと思います。
また、日頃から機会を頂く度に言わせてもらっていますが、合同黙想会だけでなく通常月の第2土曜日17時から行っている壮年の集いに、是非顔を出してみてください。残念ながら、11月はバザー前日に当たるため、次回は12月となります。案外顔は知っていても、話したことがない人と分かち合える良い時間が持てるかもしれません。
老若男女問いません。ご夫婦でも、お子様連れでもどうぞ気軽に参加してください。お待ちしております。