「死者の月」の黙想について  主任司祭 ハイメ・シスネロス

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「死者の日」は11月2日ですが、今月中に死者のために祈ることは、教会の伝統として最も古くからのキリスト教的な習慣に基づいています。人は死後においても人生の旅を共に過ごしてきた人々との絆が切れてしまうのではありません。
前日の1日は、諸聖人の祭日です。聖人たちは神の親しみに招かれて、もう既にその賜物を豊かに受けて新しい姿になりましたので、私たちはその聖人たちのためにお祝いをします。そして次の日に教会は、清めの完成を待ち望んでいる死者のために、一日も早く天の扉が開かれるようにと祈りの支えを送ります。
この記念日に因んで、司祭たちに与えられている特別の許可があり、それは一日にミサを3回ささげることが出来ることです。同じく信徒は、部分免償を受け死者のために適応する恵みが授けられるのです。 “「死者の月」の黙想について  主任司祭 ハイメ・シスネロス” の続きを読む

平和のために働く人は幸い 主任司祭 ハイメ・シスネロス

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8月に行われる平和旬間に因んで、「平和」について考え、何か具体的な取り組みが出来れば幸いと思います。
聖書を見ますと「平和」が聖書全体にわたって大切にされている事が分かります。その例を挙げてみましょう。 “平和のために働く人は幸い 主任司祭 ハイメ・シスネロス” の続きを読む

五月の思い出、五月の典礼 ハイメ・シスネロス神父

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小さい頃のメキシコでの5月の聖母マリアにささげる祈りの思い出をお話ししましょう。

故郷の教会では、5月中、毎日聖堂で行われるロザリオの祈りと聖母にささげる花行列に大勢の子どもたちが集まっていました。ロザリオの黙想を唱える時にリーダーたちが用意してくれたお花を一つずつもらって行列に加わり、歌いながらマリア様の御像の前まで進み、花を捧げて席に戻ります。私は1回も休まずに熱心に参加しました。終わると、いつも果物や小さいパンをもらって帰っていたのが楽しい思い出として私の心の中に残っています。 “五月の思い出、五月の典礼 ハイメ・シスネロス神父” の続きを読む

十字架のキリスト像 (主任司祭ハイメ・シスネロス)河北朝祷会より(2018.3.8 第208回)

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朗読してもらった聖書の箇所には、イエス様とニコデモのストーリがえがかれていて、皆様に親しみのある出会いです。イエスが述べた言葉を改めて聞きます。『はっきり言っておく。人は、新たに生まれなければ、神の国を見ることはできない』(3:3)。『だれでも水と霊によって生まれなければ』と言い加えました。(3:5)。 “十字架のキリスト像 (主任司祭ハイメ・シスネロス)河北朝祷会より(2018.3.8 第208回)” の続きを読む

隠遁者の知恵にふれて 主任司祭 ハイメ・シスネロス

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初代教会の「信仰に生きる」 具体的な形を示した聖書の言葉があります。『信者たちは皆一つになって、すべての物を共有し、財産や持ち物を売り、おのおのの必要に応じて、皆がそれを分け合った。そして、毎日ひたすら心を一つにして神殿に参り、家ごとに集まってパンを裂き、喜びと真心を持って一緒に食事をし、神を賛美していたので、民衆全体から好意を寄せられた。こうして、主は救われる人々を日々仲間に加え一つにされたのである。』(使徒言行録2:44ー47)。 “隠遁者の知恵にふれて 主任司祭 ハイメ・シスネロス” の続きを読む

新年を迎えて思う 主任司祭 ハイメ・シスネロス

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主の降誕・新年のお慶びを申し上げます。

年の始めには、皆様は元旦ミサに与り、『初もうで』の祈りを唱えて、今年も神の祝福のうちに過ごせると確信したと思います。平安な心を持ちながら、一年中、感謝、喜び、霊的な生き方に新たな挑戦が出来るような気がします。

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『わたしたちの教会』祈りと喜び   主任司祭ハイメ・シスネロス

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敬老の祝いが済んだ後でも毎年行われる「敬老の祝い」が、9月17日に盛大に行われました。

案内を往復葉書で行なって、164名から返事を頂いた中、95名が欠席との知らせでした。しかし、何かを伝えたいと思い、出席出来なかった兄弟姉妹にお祝いの言葉を送ることにしました。少しでも祝いの内容に触れて、共に祈り共に喜んで頂けるのではないかと思います。祝いのミサから霊的な面を、食事とレクレーションから楽しい面を味わってもらえれば幸いです。 “『わたしたちの教会』祈りと喜び   主任司祭ハイメ・シスネロス” の続きを読む

相応しい信者への成長の秘訣  主任司祭 シスネロス・ハイメ

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考え方により自分を成長させ得ることを知ったアントニ・デ・メロ神父の著書を読んで感じました。ある有名なラビ(先生)が大勢の弟子を熱心に指導していたときのことで、弟子たちは、その指導を受ける際、ありのままの自己評価を述べる中で、適切なアドバイスを受けるのでした。

ある日、一人の弟子が『自分の限界』を嘆いて先生の指示を待っていました。『確かに君は限界を感じているが、約15年前に、無理だったことが今出来るようになった。どうしましたか』とラビは訊ねた。『わたしの才能が変りました』と弟子が答えると、ラビは『いいえ。あなた自身に変化があったのです。』『同じことです』と弟子が言ったのに対してラビは次のように教えました。 “相応しい信者への成長の秘訣  主任司祭 シスネロス・ハイメ” の続きを読む

『イエスのみ心』の月 日々のことばでイエスの愛を深めよう  主任司祭 シスネロス・ハイメ

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有名な人なら、その人の日々のことばの書物を誰でも興味深く読みます。カトリック教会は毎日のように、イエスの福音を伝えて、信者の心の隙間にある渇きを満たすのです。

6月は、大自然の観点からみれば、春が終わり夏が始まる時でもあります。典礼的な側面の豊かな月です。例えば、六月はイエスのみ心の月と呼ばれるだけではなく、イエスのみ心の祭日は六月に当たります。その祝いはキリストの聖体の祭日の次の金曜日と定めています。 “『イエスのみ心』の月 日々のことばでイエスの愛を深めよう  主任司祭 シスネロス・ハイメ” の続きを読む

主イエスの受難と復活を祝って 主任司祭ハイメ・シスネロス

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教会は、復活祭を迎える前に、聖週間と過越の聖なる三日間の典礼を捧げます。それはキリストの生涯の主な出来事を記念し、キリストの救いの恵みに与ります。年に一度しかない大切な典礼であって、今年も新たな感動を覚えさせる恵みに出会いたいと思います。 “主イエスの受難と復活を祝って 主任司祭ハイメ・シスネロス” の続きを読む