新年を迎えて思う 主任司祭 ハイメ・シスネロス

主の降誕・新年のお慶びを申し上げます。

年の始めには、皆様は元旦ミサに与り、『初もうで』の祈りを唱えて、今年も神の祝福のうちに過ごせると確信したと思います。平安な心を持ちながら、一年中、感謝、喜び、霊的な生き方に新たな挑戦が出来るような気がします。


教会の典礼に触れてみると、主の降誕の八日目である元旦には『神の母聖マリア』を祝い、世界平和を願うミサが奉げられます。それによってわたしたちが養われます。1月7日(日)の『主の公現』が続き、全世界の人びとに幸せの良い知らせが響き渡ります。降誕節を締めくくるのは、1月8日(月)『主の洗礼』の祝日となります。日本では12月25日を過ぎると一挙にクリスマスの雰囲気が無くなりますが、教会はこの日まで主の降誕を祝い続けます。

さて、わたしたちが新年を迎えて深い感動を覚える中で、新たな決意やチャレンジがあります。それは一人ひとりの自由な選択であるのですが、私は次の三点を勧めたいと思います。どうか参考にしてくだされば幸いです。

一つ目は『感謝』です。特に「時間の枠組み」に対してです。時間は恵みであり、昨年と繋がって見えます。その意味において、時の流れ自体は恵みであると知りながら、それに対する十分な感謝がありません。神様からどれほど大きな恵みを戴いたか、また今年も多くの恵みを下さることに対して感謝する精神を深めなければなりません。その思いに立って、時間を楽しめるように配慮が出来たら嬉しいと思います。同じ線で教会は、前からの課題ですが「具体的なチャレンジ」として、子どもの信仰教育、青年たちを励ます努めを望みます。若い時の時間を大切にして、喜びと感謝のうちに信仰を育ててほしいのです。

二つ目は『ゆるし』です。何回もゆるされた者として、ゆるすことが出来ない部分を乗り越えるように努力すべきです。また、昨年より新年への歩みですが、十分な答えが出せなかった点、即ち弱さのために言葉、行い、怠りによって罪を犯したことを悔い改めて神のゆるしを祈り求め、素直な心、謙遜な心を育てて「人をゆるす」ように新たな決心をしたいものです。

三つ目は『願い』です。一人ひとりが、豊かな知恵を持っていると思っていても、また具体的な目標を立てて行動したとしても、神の助けが無ければ空しい働きとなります。だから教会の勧めを参考にします。『お言葉どおりこの身に成りますようにと、御旨に従ったマリアのように、神に信頼して』祈る中で、マリア様への信心を深めることを意識し、またこれからの長い歩みにおいて、『平和をもたらす』人になる約束を共に果せるよう願いましょう。

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