平和について考えよう ー福音宣教の立場からー 寄稿者Y.A

シャローム

私達クリスチャンは「平和」と言った時シャロームShalomというイエス様が使っていたヘブライ語を思い出します。昔、ロサンゼルスのホテルでマリッジエンカウンターのバッジを付けたユダヤ人男性に、日本のことを拙い英語で話しかけました。後にニューズレターが送られて来て、各記事の末尾にLove and Shalomと書かれ、今もShalomを使っていることを知りました。

昭和30年中頃、Shalom aleichemテンポのよい歌を黒人歌手が歌っていました。Peace be with you「平和があなたと共にあるように」という祈りの歌です。英英辞書にShalomは出会いや別れの挨拶で、Peaceと同時にcompleteness(完全であること)とあります。本田神父はシャローム(平和)を「傷ついた部分がどこにもない」と言っておられます。シャロームは、私達の言う単なる「平和」ではなく日本語にはない大きな概念のようです。 “平和について考えよう ー福音宣教の立場からー 寄稿者Y.A” の続きを読む

豊かに老いる(寄稿者 P.K) 河北朝祷会より (2018.10.11 第214回)

9月の第3月曜日は敬老の日です。私も高齢者であって、考えた事を簡単に話したいと思います。私にとって、この人生のステ-ジはどのような意味があるか、どの様に日々を豊かに過ごす事が出来るか? どの様にして人生の最後のステ-ジをクリスチャンの生活の絶頂になし得るか?

年の取り方も沢山あります。怒りっぽい年寄りがいれば、我慢強い年寄りもいます。いつも一人でいたい人もいれば、社交的な人もいます。悲観的な人と楽観的な人、利己的な人と寛大な人。人は皆年を取りますが、上手に年を取る講座がありません。

人生は太陽のコ-スに例えられます。朝早く陽が上って、地上を照らし、夕方その太陽は、暑さを和らげて、沈んで行きます。午後は朝と同じぐらい大切ですが、自然の法則は違います。高齢は人生の一つのステ-ジであり、制約と問題を持ちながら、可能性も沢山あります。

高齢者は三つの危機に会うと言われています。

一番目はアイデンティティの危機。人は自分についてのイメ-ジが体験している衰えによって問われているー「私は実際に誰ですか? 三十年前に皆に尊敬された人ですか、それとも粗大ごみの様に見なされている今の人ですか?」。 “豊かに老いる(寄稿者 P.K) 河北朝祷会より (2018.10.11 第214回)” の続きを読む

焼き場で順番を待つ少年 (寄稿者 Y.A)

この写真は、終戦直後アメリカの従軍カメラマンだった故ジョー・オダネル氏が長崎へ来て、焼き場で亡くなった弟を焼いてもらうために順番を待っている少年を撮ったものです。田上長崎市長がバチカンを訪れ、この写真をフランシスコ教皇に親書に添えて渡した。教皇は写真をご覧になって、胸を打たれ「このような写真が千の言葉より多くを語る」と言われサインされました。
この夏から国内の教会で配られ、皆さんも手にされたと思います。

73年前の私と少年とが重なる部分があり、これを分かち合いたいと思います。 “焼き場で順番を待つ少年 (寄稿者 Y.A)” の続きを読む

看板から広がる世界

看板

枚方教会の長い階段の下にある青い看板があるのをご存知ですか?私は毎朝ミサに通っていましたが、心に留めて見るようになったのは最近の事です。

これは、田中家のむくの木を示す看板なのですが、昨年の終わり頃、野崎観音の梵鐘の内部にある十字について色々調べてみるうちに、このむくの木の近くで鋳物工場を営んでいた田中鋳物工場が、野崎観音や龍尾寺の梵鐘を作っていたことを知りました。 “看板から広がる世界” の続きを読む

再洗礼派メノナイトの歴史(寄稿者 日本メノナイトブレザレン 教団 退職牧師 J.F)河北朝祷会より(2018.4.12 第209回) 

ルターの宗教改革は1517年。そのわずか2年後に、ツウィングリがスイスのチューリヒで、市議会とともに宗教改革を始めた。
今日、町の中心部リマト川の畔に立つ彼の銅像は、右手に聖書、左手に剣を握り、聖書に従う改革を剣をもって成し遂げるとの、彼の宗教改革の性格を表しているようだ。彼はルターの改革をさらに聖書に従って進め、幼児洗礼に反対を表明していた。 “再洗礼派メノナイトの歴史(寄稿者 日本メノナイトブレザレン 教団 退職牧師 J.F)河北朝祷会より(2018.4.12 第209回) ” の続きを読む

本への招待 No.12 「孤独のすすめ」・五木寛之著(寄稿者 T.K)

人生後半の生き方 回想のすばらしさ

日本は急速に高齢化が進んでいます。私たちの教会も例外ではありません。こうした現実のなかで、孤独に打ちひしがれた高齢者たちが国の活力を阻害し、若者の嫌老感を拡大しているというのです。 “本への招待 No.12 「孤独のすすめ」・五木寛之著(寄稿者 T.K)” の続きを読む