3月16日の日曜日、前日に引き続き、枚方教会の信徒向けに井上友里子さんを講師に迎え、四旬節黙想会が開催された。
前半は集会の家で、テゼの歌との出会いやテゼでのボランティア経験をお話いただいた。
多忙な音楽の教員生活で抱えた葛藤、無理をし続け、心身が分離したような苦しみを抱える中で、友人と駆け付けた東日本大震災後のボランティア先でテゼ共同体の歌と祈りの出会いがあり、その体験からテゼでの長期ボランティアをすることとなった経緯やテゼでの貴重な経験をご自身の当時の日記、スライド等用いながらお話された。
井上さんは、ご自身のことを話すのは初めてということで、今回の為に多くの時間を割いて準備された様子が伝わってきた。
休憩を挟んだ後半は、聖堂に移動し、前日に引き続き奏者として参加して下さった下瀬神父のチェロ、梅﨑神父のギターの音色が聖堂に響く中、テゼ共同体の歌と祈りがささげられた。
黙想会後は、婦人会の協力を得て集会の家にて茶話会が開かれた。
和やかな雰囲気の中、竹延神父からの直球の質問に対しても丁寧に言葉を選びながら率直に返答される井上さんの姿が印象深く残る、充実した茶話会となった。 (宣教委員会)