洗礼をうけて ミカエル S・Y

私は、6月1日の9時ミサにて洗礼を受けました。復活徹夜祭の日に体調をくずしてしまい、この日に洗礼式をしていただくこととなりました。

母は元々カトリック信者です。そして私は50歳。なぜ今まで洗礼を受けなかったのか、今年なぜ洗礼を受けたのか。

私が生まれたときにすぐ母は洗礼を受けさせようとしました。しかし、父と祖母は仏教系の人で、まだ意志のない子供に洗礼を受けさせるのはよくないと反対しました。

母は私の洗礼をあきらめたのです。

それから父も祖母も亡くなりました。その前に母は神父様を呼び、父にも祖母にも洗礼を授けていただくことができました。

葬儀は枚方教会でおこないました。初めてみるカトリックの葬儀を、私は素晴らしいと思いました。

こんな素晴らしい葬儀なら、父も祖母もすぐに天国に行けるのだろうなあと強く思い、また感謝いたしました。

いつかは私も洗礼を受けるだろうとずっと思っていました。それがいつだろうかと思っていた矢先、母から「今年ぐらいどうだ」と言われ、父と祖母が天国へ行った今が洗礼を受けるときだと思い、この年齢で洗礼を受けることとなりました。

今までは、たまにミサに参加したり、バザーがあったときは毎年母とともに「おでん」を手伝ったり、母が賛助会員をしている金曜レジオが行う日曜日の「うどん」のお手伝いをしたりしていました。

洗礼を受けて、やっと枚方教会の皆様の仲間にはいることができたというか、やっと何か胸をはって、いろいろなことに参加できるような安心感があります。

仕事が忙しかったり不規則だったりするので、いつでも何にでもいろいろなことに参加するのは難しいですが、なるべく皆様とともに、いろいろなことを考え感じ祈りたいと思っています。

皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

ちなみに、私の母はS.Kです。少々ぶっとんだところがあります。私も似たところがあります。顔も同じです。

親子ともども、よろしくお願いいたします。