待降節黙想会

11月30日(日)待降節第1主日に待降節黙想会が行われました。

今回はカトリック玉造教会主任司祭のヌノ・リマ神父にミサ司式から始めていただき、講話「私たちのシノドスと待降節」について1時間ほど話していただきました。

まずシノドスの語源、歴史のおさらいをし、2018年から始まった世界代表司教会議16回総会が、前の第15回総会とどこが変わったかを強調されていました。

そして先頃出版された今回のシノドスの最終文書「シノドス流の教会」から回心に向けた10の項目を取り上げ、それらについてそれぞれのポイントを最終文書からの引用、私たちが気をつける点、また気をつけるヒントを提示していただきました。

今回は待降節と言う事で、お話されていましたが、その中でもありました「シノドス」をそのまま訳しますと「共に歩む道」となります。

待降節だけでなく私たち信徒が声を上げ、教会全体でが聞く、そして共に歩んで行く事が大事ではないか。

私たちのシノドスとは、
・傾聴と対話
・分かち合いと識別
・「共に歩む」ことの実践
・継続性
が大事と言う事ですが、枚方教会では、以前から「共に歩む教会」と言うスローガンを掲げています。

ということはシノドス流の教会を目指しているはずです。

ひとり一人が初心に立ち返り、対話を始める。

小さな事から対話を通して、通じ合い、互いに助け合えれば、「シノドス流の教会」となれるのではないでしょうか。

是非ともこれを契機に枚方教会が「シノドス流の教会」となるように、それには対話によって「共に歩む」実践の輪を広げていければよいと思います。

講話後は、梅﨑神父と金神父に赦しの秘跡を頂き待降節を過ごす準備をする力をいただきました。
(宣教委員会 S)