11月24日マリオ神父様の追悼記念ミサが今市教会にてアベイヤ司教司式で行われました。
イタリアの北西部にあるポッツォレンゴ市の出身で1967年9月に叙階、1968年日本に派遣。
1970年より11年間うみのほし幼稚園の園長をされました。
その後枚方教会の助任司祭を勤め、小教区やスカウト、子供達に宣教活動と奉仕に携われました。
神学生の時から中国で宣教者として働くことが夢で「イエス様のメッセージを届けたい」という希望により、1992年に日本から台湾へ派遣ということで中国司牧が叶えられ、その後マカオに移られました。
また、香港日本人カトリック会からの依頼で香港にて日本語のミサを捧げておられました。
マリオ神父様の宣教活動の根底にあったのはキリストの愛。
今日のミサ朗読のパウロのみことば「私たちの主キリスト・イエスによって示された神の愛から私たちを引き離すことができましょうか」はマリオ神父様の人生を表している言葉であると称えられ、私たちの人生の最後に聞かれることは、「あなたは人間として、どれだけ愛したかである」とアベイヤ司教が話されました。
言葉の壁がある中、キリストとの出会いから生まれてくる喜びと愛を伝える難しさを感じながらも、人と繋がりながら自分の言葉で伝えようとされたマリオ神父様、心よりありがとうございました。

