2年前の2月12日、死を迎えようとしている妻の枕元で私はテゼの歌を歌い続けていました。
「イエスよ、御国においでになるときに、イエスよ、私を思い出してください」。
十字架上のイエスの両側に同じように十字架に付けられた犯罪人の一人が、「お前はメシアだろう。自分と我々を助けてみろ」とイエスを罵ったのに対して、もう一人が「お前は神を恐れないのか、我々は自分のやったことの報いを受けているが、この方は何も悪いことをしていない。」と言った後にこの言葉を続けます。
妻の枕元でこの歌を歌いながら御国のことを思い巡らしていました。
“ルカによる福音書23章3―243節私を思い出してください
カトリック枚方教会信徒K・T
河北朝祷会より (2020.1.9 第229回)” の続きを読む