今から約30年前、枚方スイミングスクールの近くのワンルームマンションで独り暮らしをしていた頃、神を崇める「エホバの証人」の方々と出会いました。
彼等独自の伝道方法である「手当たり次第個別訪問」で神の名を知らされ、彼等が持つ小冊子を読み耽る日々でした。
数軒の家庭で手厚くもてなされることもしばしばありました。
彼等は夫婦仲・家族仲が良く、私も将来このような家庭を持ちたいと思うようになりました。
しかし当時私はいわゆる「ブラック企業」に勤めるサラリーマンで、毎日の仕事に追われ、生きる気力が心身共に蝕まれ、信仰どころではなくなってきました。
結局会社を転々としたものの、ついに心が壊れてしまい、高槻市内の実家に引き返して数年間の療養生活を余儀なくされました。
高槻の実家でもエホバの証人の方々の個別訪問があり、彼等の言うところの「聖書研究生」となりましたが、心身の回復の道半ばで、ほとんど惰性で彼等のテキストを読むに終始していました。 “神を崇める人との出会いから神との出会いまで ダニエル М・K” の続きを読む

