教皇フランシスコとマルコ・ポッツア師との対話
阿部仲麻呂訳・解説
ドン・ボスコ社 B5版 1300円(本体)
教皇様は身近な使徒信条を通して語りかけておられます。本文を引用して紹介します。
陰府(よみ)に下り
ミサの中で使徒信条を唱えていますがイエスが何故「陰府に下る」必要があるのか、引っ掛かりを感じていました。
人祖アダムの罪を十字架上で贖い、復活の前に人祖アダムを地獄の状態から引き上げる必要があったのですね。
『チッタデッラ・チェーロの中央部に位置する小さな礼拝堂には、イエスが地獄に降下して、アダムの手を取って引き上げる姿が描かれたイコンがあります。これこそがイエス特有なふるまい方です。つまり、イエスはわたしたちを地獄の状態から引き上げるために降りて来ます。なぜならば、わたしたちをご自分に戻すために。』(P61)
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