〔奇跡の主〕を ラテン共同体と共に祝う

賑わった応援の催し

「奇跡の主」のお祝いが枚方教会で行われるようになって11年目だが、ラテン共同体が全て手作りで行っている。

その費用を賄うための応援の催しが9月29日(日)集会の家で行われた。

募金と共に南米の郷土料理や飲み物が販売され、多くの信者が参加して賑わった。

「奇跡の主のお祝い」

10月27日(日)第11回奇跡の主のお祝いが例年に続き行われた。

11時からの国際ミサは、2階の窓からの二人のプロの素晴らしい楽器演奏で始まり、スペイン語の入祭の歌で国際ミサにふさわしい雰囲気になった。

主司式は本年4月に枚方教会に移って来られたフリオ神父で、長崎、昌川、フラデラ3司祭の共同司式により執り行われ、聖堂内は満席で聖堂の外にもあふれるくらい多くの方が参加した。

           聖堂外観

第一朗読を英語、第二朗読をスペイン語、福音を日本語で朗読され、フリオ神父が日本語とスペイン語で説教された。

フリオ神父は説教で「奇跡の主のお祝い」の由来について簡単に紹介され、特にこのお祝いはペルー人によって最初始められたものではなく、アフリカのアンゴラから連れてこられた黒人奴隷の一人が、キリストに出会いペルーで描いたイエス像から始まったことを強調された。

また朗読された福音に関し、神の前で自分はいつも正しい生活をしていると思っている人ではなく、常に謙虚で謙遜する生活を送るようにとのお話があった。

ミサが終わると、祭壇に飾られていた奇跡の主の御絵が、聖堂前でフリオ神父によって祝別され、幼稚園園庭に運ばれて神輿に乗せられた。

          フリオ神父の御絵への祝別

その神輿を担いだ行列が園庭を練り歩き、その後神輿の前で踊りが披露された。

いろいろな踊りが披露された後、集会の家で食事をしながら懇談し、親交が深められた。