病者の塗油の秘跡

9月16日(日)、敬老のお祝い対象者である75歳以上の方で、希望された53名に対して11時時のミサの中で「病者の塗油の秘跡」が与えられた。

ミサの司式をされたハイメ神父より、その日読まれた福音の大切な部分として、キリストは弟子たちに、私は何者であるかという問いかけをしているが、敬老の日を迎える方々にとっても、キリストはあなたにとって何であるかを考えて欲しいとの説教をされた。

そして今回の「病者の塗油の秘跡」の考え方についての説明があった。第二バチカン公会議で大きな変化があり、またそれを日本の司教団も支持しているとのことで、病気の方は勿論だが、「高齢によって体力が著しく変化してくるときには、危険な病気でなくても塗油の秘跡を受けることができる」との方針に従って、枚方教会においても取り組んでいるとのことである。

右側の列に座られた方にはハイメ神父が、左側の列に座られた方には長崎神父が、それぞれ一人一人に、その人の名前を呼ばれた後、「この聖なる塗油により、いつくしみ深い主イエス・キリストが、聖霊の恵みであなたを助け、罪から解放してあなたを救い、起き上がらせてくださいますように」と唱えながら、塗油をされた。