祈りとお話  梅﨑隆一神父

「あなたがたは異邦人のようにくどくどと述べてはならない。

異邦人は言葉数が多ければ、聞き入れられると思い込んでいる。」(マタイ6・7)。

異邦人は窮地に立たされたときに、様々な神々の名前を唱え、本当の神様の名前を唱えることができたときに願いが叶うと考えていた。

ですから本当の名前を唱えることができ、自分の願いが叶った時には、その名前を誰にも話さずに自分だけの秘密にしたそうです。

ヨナ書の中でもヨナが乗っていた船が嵐に遭った時、ヨナは船底で寝ていたのですが、船長がヨナのところにやってきて「寝ているとは何事か。さあ、起きてあなたの神を呼べ、神が気づいて助けてくれるかもしれない」(ヨナ1・6)と言っています。

そして名前を呼ばれた神は出て行かなければならないと考えられていた。ですから異邦人にとって祈りとは神々を支配する方法であったと言えます。

教会の子どもたちに「お祈りって何?」と質問したら、判を押したように「神様とのお話」という答えがかえってきます。
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お知らせ(3月)

◎初金ミサ
3月1日(金)10時ミサ 
4月5日(金)10時ミサ

婦人会掃除と定例会
・第1金曜日、初金ミサ後に掃除・定例会
 
・第3・4・5金曜日、10時から婦人会による掃除があります。お手伝いをお願いします。

壮年会掃除と定例会
 3月9日 (土) 7時~
 4月13日(土) 17時~
・壮年会は主に結婚されている全ての男性が対象ですので、ぜひ気軽にご参加下さい。
 
能登半島地震支援募金
・2月と3月の第1日曜日の募金はカリタスジャパンを通して送金します。
(社会活動委員会)

四旬節 愛の献金
・四旬節を過ごすにあたり、教会は伝統的に、祈り、節制、愛の業に励むよう呼びかけていますが、日本の教会ではこの三つのわざの実践として、四旬節愛の献金を行なっています。
(カリタスジャパン)

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主のご降誕ミサ

聖堂前の馬小屋内の置物で一部指や角が欠けたりしていたが、ご降誕祭前に修復された。

◎夜半のミサ
12月24日(日)夜半ミサが午後3時、4時30分、7時30分に行われた。午後3時のミサは第4日曜日で通常スペイン語ミサだったが、国際ミサとしてフリオ神父により執り行われた。





午後4時30分のミサはイルヴィン神父とフリオ神父により、7時30分のミサは梅﨑神父とイルヴィン神父により執り行われ、各ミサ後にはティーパーティーがあり、皆で楽しく歓談。

午後7時30分のミサ前に聖歌隊によるクリスマスキャロルが合唱され、クリスマスを盛り上げた。

◎日中のミサ
12月25日(月)10時のミサ前にガールスカウトによるハンドベルの演奏が披露された。

イエス様ともっと親しく アウローラT・N

  

「イエス様は友達であり、恋人であり、父親みたいなものよ」大学時代、スペイン留学中に仲良くなった友人に「イエス・キリストってどんな人?」と尋ねた際、こう返ってきました。

正直、意味がわからないぞ?と疑問符が増えただけでしたが、おそらくこれが初めて私がイエス様と出会った瞬間でした。

スペイン南部のイスラム教文化が残った地域に興味を持ち、スペイン・グラナダへ留学しました。

アラビア語も勉強し、意気揚々と渡航した結果、全く予期せずキリスト教に出会って帰ってきました。その後、要理の勉強に2年間通い、2017年に枚方教会で洗礼を受けました。

前述の友人が話してくれた、当時は理解できなかった様々な言葉が、今となっては信仰生活の大きな支えとなっています。 “イエス様ともっと親しく アウローラT・N” の続きを読む