公開ミサの再開

3月から中止されていた公開ミサが6月13日(土)19時から再開されました。

ミサの再開に当たっては、長崎神父から各家庭に手紙を送付され、種々の注意事項連絡と共に、それぞれの家庭をA地区(8時30分)、B地区(10時)、C地区(11時30分)の3地区に分けられ、日曜日のミサを地区ごとに3回実施されました。

この対応により土曜日の夜のミサを含めて主日のミサ4回のいずれかに参加することができ、枚方教会の信者は毎週ミサにあずかれることになりました。

神父さま方のご尽力に感謝します。

ミサ参加に当たっては、①マスクの着用、②記名カードに記入、③献金、④手指の消毒、⑤紙コップの置かれた席に着席、の手順により感染防止の対応がなされ、スムーズな流れでミサが行われました。

ミサ再開に向けて準備をして頂いた方、また各ミサ後の清掃・消毒にご協力いただいた方に感謝いたします。

引き続きご協力の程よろしくお願いします。

教会一致(エキュメニズム)の 実践である朝禱会

初代教会の頃から何らかの分裂を経験したカトリック教会は、後代になって、広範囲にわたる不一致を経験しました。

カトリックに対抗するものとしてプロテスタントと言われる教会の分裂です。

しかし、プロテスタントの人々も信仰によって洗礼において義とされ、キリストに合体され、それゆえに正当にキリスト信者の名を受けています。

カトリックとプロテスタントの信者は、キリストにおいて当然兄弟なのです。

言うまでもなく、教理、規律、信仰の表し方などで少なからぬ違いがあり、これが一致のために重大な障害となってきました。

キリストを信じるという共通の立場に立って、この障害の克服を目指しているのがエキュメニズム運動です。

第二バチカン公会議の「エキュメニズムに関する教令」は次のように述べています。

「今日、世界の多くの地域で、多くの人が聖霊の恵みの息吹により、祈りとことばと行動によって、イエス・キリストの望む一致の完成に到達するために努力している。

そのためこの聖なる教会会議(公会議)はすべてのカトリック信者に対し、時のしるしを知って、エキュメニズムの事業に賢明に参加するよう勧告する。」

今、全国各地で行われている「朝禱会」は、1957年1月に、「大阪クリスチャンセンター」でプロテスタント諸教派の方々が、共に祈り分かち合う集いを持たれたことから始まりました。

当初は「大阪朝食祈祷会」という名でしたが、しばらくして「大阪朝禱会」と改められました。

ここに神戸、京都、奈良など遠方からの参加者も加わり、毎月の集いが100人を超える大きなものになっていきました。

そして大阪以外にも設立の機運が高まり、やがて全国へと広がりを見せたのでした。

次のような綱領も作成されました。

1.朝禱会は、イエス・キリストを信じるすべての人々に開かれた超教派の祈りの運動である。

2.朝禱会は、共にキリストの愛に生かされている者たちの一致を求め、福音の前進と主にある平和を祈る。

3.朝禱会は、御言葉に聴き、賛美を献げ、心を合わせて祈り、食卓を共にして交わりを深める。

1980年頃から第二バチカン公会議の勧告を受けて、カトリックからの参加者が増えました。

エキュメニズムの具体的な実践として評価された朝禱会は、各地のカトリック教会が集いの場として提供されるようになりました。

枚方教会では、マルセリーノ神父が設立に積極的に関与されて、「大阪河北朝禱会」として1999年(平成11年)に発足し、4月8日に第1回の集いが持たれました。

以後朝禱会は、毎月(8月を除く)第2木曜日の午前7時から枚方教会において開催されているのです。3~6月はコロナの影響で中止しましたが、7月は9日に開催の予定です。

朝禱会は約1時間の集いで、「第1部・祈り」、「第2部・交わりと食事」となっています。

第1部は、讃美歌(聖歌)、聖書朗読、主の祈り、奨励(講話)、平和を求める祈り(アッシジの聖フランシスコ)、各自の祈りで構成されています。

また第2部は、軽い食事をしながら自由に分かち合います。

参加は自由です。どなたでも気軽に参加してください。

ヘンデルの「メサイア」
すばらしい演奏会を体験!
枚方教会信徒 T・Y

キリスト教一致祈祷週間最終日の前日(1月24日)午後7時から、マラナ・タ教会主催の「メサイア」が枚方教会聖堂で開催された。

通常「メサイア」は、大編成のオーケストラと200人を超える合唱団で大きなコンサートホールで演奏される。

ベートーベン「第九」と共に年末のクラシック界2大イベントとなっている。

今回はかなりの小編成で、久下牧師によれば「素人の合唱グループ」とのこと、また会場も音楽会にふさわしい場所ではないのかと危惧していた。

しかし本来、メサイア誕生の秘話としては、慈善や慰安のために小編成での合奏合唱が行われたようで、この演奏会はその精神に合致していると合点した。

そしてM・Y氏の指導のもと、半年以上かけられた熱心な練習と、団員がワンチームとなって培われた成果が爆発したような一夜となった。

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新しく創造された者
旭基督教会牧師 岸本大樹
河北朝祷会より (2020.2.13 第230回)

使徒パウロは私たちに語ります。

「だから、キリストと結ばれる人はだれでも、新しく創造された者なのです。古いものは過ぎ去り、新しいものが生じた。」(コリントの信徒への手紙二5章17節)

「キリストと結ばれる者はだれでも」とパウロは言います。

これを自分のこととして受け止められる方は幸いです。

しかし、このように受け止められる方はあまり多くなくて、「私は何年も前に洗礼を受けたけれども、新しく創造された者どころか、古くてダメな人間だ」と考えるクリスチャンが多いように思います。

私たちがキリストに会って新しく創造者であるということを受け止めるためには、次の18節以下を正しく理解する必要があります。

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旭基督教会牧師 岸本大樹
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令和2年婦人会新年会
開催日時1月17日 開催場所枚方教会

新年会当日は、25年前に起きた阪神淡路大震災の日、参加者(神父様4名を含め34名)で、1分間の黙祷を捧げ冥福を祈りました。

新年会は、Tさんのアコーディオン伴奏で「アーメン・ハレルヤ」を合唱後、Kさんの乾杯の音頭で始まりました。

91歳の誕生日を迎えられたフラデラ神父様に、3人の神父様から祝いの言葉と思い出話、感謝の言葉があり、ウイットに富まれているフラデラ神父様は、「私の冥福を祈って下さい」と応えられました。

それに反応したベテラン信徒は、フラデラ神父様からマイクを取り上げ「ダメです。頑張って下さい」と話して、マイクを返しました。

フラデラ神父様が話そうすると、またマイクを取り上げ話し出すということが繰り返され、神父様はおどけたようにマイクのコードを指でカットするしぐさで応戦します。

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新しい年を迎えて

元日のミサと車の祝別新年を迎えて、元日のミサが0時、10時、12時に行われ、「神の母聖マリア」祝い、世界平和を祈願した。

ミサ後には車の祝別が行われ、運転者や同乗者も交通安全を祈願して神父様方から祝福を受けた。祝別された車の所有者からは、それぞれ献金して頂いた。

新成人の祝福1月12日(日)は「主の洗礼」の祝日、11時のミサ中に新成人の祝福が行われた。

司式をされた長崎神父は、この「主の洗礼」の日に教会はなぜ成人のお祝いをするのか、その共通点について説明された。

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ルカによる福音書23章3―243節
私を思い出してください
カトリック枚方教会信徒K・T
河北朝祷会より (2020.1.9 第229回)

2年前の2月12日、死を迎えようとしている妻の枕元で私はテゼの歌を歌い続けていました。

「イエスよ、御国においでになるときに、イエスよ、私を思い出してください」。

十字架上のイエスの両側に同じように十字架に付けられた犯罪人の一人が、「お前はメシアだろう。自分と我々を助けてみろ」とイエスを罵ったのに対して、もう一人が「お前は神を恐れないのか、我々は自分のやったことの報いを受けているが、この方は何も悪いことをしていない。」と言った後にこの言葉を続けます。

妻の枕元でこの歌を歌いながら御国のことを思い巡らしていました。

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ルカによる福音書2章25~35節
「この一事に励む」
世界福音伝道会 洛西キリスト教会牧師 奥村拓也
河北朝祷会より (2019.12.12 第228回)

私は、一事に励む人の姿に憧れます。

今日の聖書箇所に出てくるシメオンという人は、一事に励む人でした。

「主が遣わすメシアに会うまでは決して死なない」というお告げを受けていたのです。

ですから、彼の使命とは、救い主を待ち望むこと、その一事でした。

しかし、シメオンは、いやいやそうしたわけではありません。

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「この一事に励む」
世界福音伝道会 洛西キリスト教会牧師 奥村拓也
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クリスマスおめでとうございます

御言葉は人となり私たちのうちに住まわれた

夜半のミサは、午後9時からの国際ミサが無くなくなり2回となった。

夜半のミサ 12月24日 午後4時30分

司祭 フリオ神父 祭壇下には幼きイエス像

この時間のミサ、本来は子どもと家族のために設けられたのだったが、高齢者が増えてこのミサへの参加者が大勢を占めるようになって来た。

ミサはフリオ神父の司式で行われた。

ミサの中で教会学校の子ども達が、影絵でイエス誕生の物語を演じて大きな拍手を浴びた。

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教皇フランシスコ来日
長崎・東京でミサ
核兵器のない平和を熱烈にアピール!

教皇フランシスコは2019年11月23日から26日まで、日本を司牧訪問された。

教皇の来日は、聖ヨハネ・パウロ2世教皇以来38年ぶり。

教皇フランシスコは長崎・広島を訪れて、「核兵器は、安全保障の脅威から私たちを守ってくれるものではない。」と、世界に対して強いメッセージを発せられた。

日本に対して共感と愛着を抱き、やっと日本を訪れることが出来たと語る教皇フランシスコ。

その司式のミサが、11月24日に長崎県営野球場、25日に東京ドームで行われた。

枚方教会の参加者から3人の方の感想を頂いた。

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