聖堂に除菌・抗菌システム導入

10月12日(日)11時半ミサ後の12時30分からコロナウイルス感染予防対策として、聖堂内にバイオプロテクト CTシステムが導入されました。

このシステムは、うみのほし幼稚園に3ヶ月前に既に導入されているもので、費用を抑えるために幼稚園での更新時に合わせての施工となりました。

教会では15時からもミサが行われるため、幼稚園での作業を中断して12時30分から15時の間に作業をして頂きました。

このバイオプロテクトを素材表面にスプレーすると、オルガノシラン化合物の働きにより対象物に固着します。

乾燥後は素材表面に微細なトゲ状のスパイクを形成します。

このスパイクにより、ウイルスや細菌を物理的かつ電気的な刺激により破壊し、死滅させる効果を発揮します。

化学的に微生物を死滅させる他の殺菌剤や抗菌剤と異なり、これは物理的に死滅させるので、薬剤耐性菌を発生させることがありません。

またEPA(米国環境保護庁)の認定を受けている安全な薬剤で、他の有機系、無機系の抗菌剤に比べて安全と言われています。

椅子等の接触物に噴霧処理



集会の家では、エレベータと手洗い場所にも除菌・抗菌処理をして頂きました。



今回の施工で90日以上の除菌効果があると言われています。

除菌効果を維持するため約3か月ごとに更新する必要がありますので、今後も幼稚園の実施日に合わせて施工する予定です。

除菌前に菌量を測定された結果、その数値がかなり少なく、消毒作業をきちんときれいにされていますねと、業者の方が感心しておられました。各ミサ後に消毒作業をしていただいた皆さまに感謝いたします。

施工された後は、アルコール消毒は不要になります。

逆にアルコールでの拭き掃除はせっかくの除菌・抗菌効果を弱める可能性がありますので、処理された場所にアルコールを使用しないようにお願いします。