平成25年(2013)に枚方教会での役割を終えて、平成28年(2016)からは東京の修道院で生活していました。
東京への異動の理由は修道院の掃除と会計の整理でしたから、仕事が終わったらすぐにお払い箱になると思っていたのに、五年間いることになりました。
それとは別に、私個人は孤独を受け入れることを東京での生活の目的の一つにしました。
E・フロム著『愛するということ』によると、「愛」という言葉を使っていても、「愛すること」と「愛されること」の意味することは全く逆であるといいます。
「愛されたい」人は人から認められることを望んでおり、その根底には孤独に対する恐れがある。
人は孤独になると人とのつながりを求めて、人から認められているのか気になってしまう。
LINEに[既読]がついても返信がないことにイライラする原因は、そういったところにあるようです。
“愛を育むための孤独 枚方教会 協力司祭 梅﨑隆一” の続きを読む