お知らせ
うみのほし幼稚園運動会開催にともなう園庭の駐車禁止につきまして

カトリック枚方教会に隣接するうみのほし幼稚園の運動会が10月9日(土)、10日(日)と二日間にわたって開催されます。

このため、両日の午前9時~13:00まで園庭には車を駐車できませんのでご注意ください。

皆様のご理解のほどよろしくお願いいたします。

なお、運動会の日程は以下のようになっております。

1)10月 9日 (土)9:00時~13:00 二学年

2)10月10日 (日)9:00時~13:00 一学年

※予備日

10月16日(土)、17日(日)

天候如何によって上記いずれか一日に全学年で開催する場合もありますので、その場合は

夕方まで園庭には駐車できません。

すべてのいのちを守るための月間祈りを生きるように
主任司祭 長崎 壮

長崎神父写真

コロナウイルスの感染拡大がなかなか収まらない困難な状況が続いていますが、日本の教会では九月一日から十月四日までを教皇様の意向を汲んで「すべてのいのちを守るための月間」とすることになっています。

コロナ禍の中に生きる私たちは肉体的な生命だけでなく霊的な生命までをも脅かされていますから、いのちの尊さ・重さを考えるのにふさわしいときです。

霊的な生命を脅かすもの、それは現役で仕事をされている方にとっては明日の見えない不安であり、家族を守るための緊張感を継続的に強いられることです。

絶えず緊張感の中にいると人の心は枯れてしまい、生きる力を失います。

もうひとつは孤独です。

創世記の人類創造の箇所からは、「人は独りで生きるのではなく人との関わり・助け合いの中で生きるもの」として創造されたというメッセージが読み取れますから、創造の目的から離れた孤独な生き方はやはり人の心を枯らしてしまいます。

司祭として寂しさを訴える人と話すことが多くなった昨今、私は神学生時代の養成担当司祭の「寂しさを感じるということは、その人が温かい心、人間らしい心をもっているからです」という言葉をよく思い出し、かみしめています。

コロナ禍において、私たちが先ず思い出したいのは孤独の中で耐えている高齢者の方々のことです。
“すべてのいのちを守るための月間祈りを生きるように
主任司祭 長崎 壮” の
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教会との出会い
幼きイエスのテレジア S・S

私が初めて教会を訪れたのは小学校2年生のクリスマスのことでした。

その前年に妹が亡くなり、母は心を病んで自分を責めて泣いてばかりいました。

時々、幼い弟だけを連れて一日家を空ける日が何度もありました。

死んだ人が乗り移るという人の所へ通っていたそうです。

そんな日は、私は一人で、ただ母の帰りを待っていました。

あのクリスマスの日も私は一人ぼっちでした。

子供達がサンタさんの話をする輪から離れてポツンとしていると、近所のおばあさんが声をかけてくださいました。

私が悪い子だから、昨年からサンタさんが来ないと言うと、教会にサンタさんが来るから会いにいこうと誘ってくださいました。

母が許可したと嘘をついて、私は初めて教会という所に行きました。

温かい灯が、小さな弱い私を優しく包み込んでくれました。

今でも目を閉じると鮮やかに蘇るその灯は、私の信仰の原点であったように思います。

子供達の劇を見て、涙があふれでてきました。

あの赤ん坊は皆にあんなに愛されているのに、自分は誰からも必要とされていないように思えたのです。

おばあさんが私の頭をなでて「さとちゃんはえらいね。いっぱい我慢しているものね」と言ってくださった瞬間、私は「嘘をついて、ごめんなさい」「おかあさん、おかあさん」と声をあげて泣いてしまいました。

おばあさんに連れられて帰宅すると、私を心配して近所中大騒ぎになっていました。

母が走りよってきて、私を痛いほど強く抱きしめてくれました。

サンタさんに会う前に教会を急いで出たし、やっぱりプレゼントは届かなかったけれど、私が欲しかった本当に大切なただ一つのものは、最初からいつもそばにあったのです。
“教会との出会い
幼きイエスのテレジア S・S” の
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レジオ・マリエの紹介

★レジオ・マリエの由来

レジオ・マリエは今から約90年前、アイルランドのダブリンで始められました。

昼間に働いていた若者達が、聖母のご像を囲んでロザリオを繰り、この世で神から愛されるにはどうすればいいかと話し合った、そんな単純な集まりから始まったのです。

★レジオ・マリエとは

レジオとは軍団という意味です。聖母マリアの軍団です。

現代世界憲章の第1部第1章には、人間の生活が善と悪、光と闇の劇的な戦いの様相を呈しており、その解放には主だけが人間を内部から解放されることを明記しております。

この主の霊的な戦いに第一に強く親しく参与されているのが聖母マリアです。そしてその聖母の総指揮のもとに召されたレジオ・マリエ会員は、霊的な戦いのために召された兵士といわれています。

★レジオ会員の活動

レジオは第一に会員の霊性の向上を目的としていますが、教会公認の信徒使徒職の共同体ですから、主任司祭と指導司祭の意向に従って教会のいろいろな活動に奉仕します。

枚方教会には二つのレジオがあります。

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お知らせ

◎緊急事態宣言は9月12日(日)まで延期されました(当初は8月31日(火)まで)

・枚方教会では、カトリック大阪教区による新型コロナウイルス感染防止対策にともなう措置(第14次)に基づき、宣言中は公開ミサを全て中止。

宣言が解除されましたら次のようになります。
・主日のミサ(土曜日19時、日曜日9時・11時)
・平日のミサ(火曜日、木曜日初金、祭日10時)
※平日7時のミサは当面行われません。

・主日のミサに参加する義務は、高齢者や基礎疾患をお持ちの方だけでなく教区内のすべての方が免除されております。緊急事態宣言が解除されてミサが行われる場合であっても、参加するかどうかは各自でご判断ください。

・感染防止基本対策は従来どおり継続します。
「手指消毒、マスク着用、事前検温」
「ミサ参加カードに記名」
「一定の距離を空けて(紙コップの置かれた席に)座る」
「ミサ中の発声をなるべく控える」
「聖堂内外での立ち話等を控える」

・飲食はお控え頂いていますが、暑中適宜水分は補給下さい。集会等で必要なときは司祭に申
し出、必ず簡易パーテーションを利用して下さい。

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平和旬間の取り組み 社会活動委員会

今年の平和旬間行事は、コロナの関係で中止になりましたが、ペシャワール会の活動をDVD視聴を通じて取り上げる予定でした。

その目的を知っていただきたいと思います。

ペシャワール会中村哲さんのアフガニスタンでの仕事は平和活動を目的にしたものではなく、それを平和旬間で取り上げることに違和感を持たれる方もあったかもしれません。

ペシャワール会の活動は、大げさなスローガンを掲げるのではなく、人としての素朴な思いから始まりました。

人々が普通に生きられるように衛生状態の改善から取り掛かるという医師の立場からなされたのです。

先ず水の確保、農地を回復させれば生活が出来、人々のコミュニティーが復活します。

戦争に行きたい人などいません。

皆、喜んで農民になります。

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新コロナウィルス抗菌・除菌工事

7月30日(金)13時から聖堂及び集会の家の抗菌・除菌工事が実施されました。

昨年の10月12日(日)に第1回目が実施されて以降、今回で4回目となります。

有効期間の関係で3カ月ごとの実施となっています。

薬剤の噴霧器が小型になったことより、初回は1台でしたが今回は3台で同時に実施されましたので、短時間で完了しました。

集会の家の抗菌処理

高山右近列聖祈願の村田佳代子絵画展

7月25日(日)から2週間の貸し出しで、村田佳代子画伯作成の右近絵画展が集会の家の会議室前通路で行われました。

村田画伯は、大阪教区が中心の右近列聖推進活動に共鳴され、右近の事績に基づく絵画10点を教区に寄贈されたのでした。

原画は玉造のカテドラルに展示されていますが、コロナ感染の拡大する現在は実物を見る機会に恵まれず、複製を作成し各教会を巡回して見て頂くことになりました。

枚方の次は今市教会で行われます。

ガールスカウト50周年記念

7月18日(日)9時ミサをフリオ神父様が司式され、ミサ中にガールスカウト72団発足50周年記念を紹介されました。

50年の長きにわたる活躍に感謝され「50周年おめでとうございます」と祝福されて、参加者全員からも盛大な拍手で讃えられました。

実際は2年前に50周年を迎えられたのでしたが、コロナ感染の関係で延び延びになり、この日に実施されました。

共同祈願は2人のスカウトにより唱えられました。

ガールスカウトによる共同祈願



ミサ後幼稚園の講堂に移動して50周年記念式典が行われました。

永続表彰や記念品贈呈等が行われ、長崎神父様に代わって梅﨑神父様から贈呈される場面もありました。

聖母被昇天祭と死者追悼ミサ

今年は、コロナの緊急事態宣言期間ということで、ミサは非公開で8月15日(日)11時から執り行われました。

死者追悼名簿については、今年も昨年と同じように案内状を入れた封筒を準備し、その封筒に被追悼者氏名を書いた用紙と共に2千円を入れて献金して頂くようにしました。

8月に入ったところで大阪府にも緊急事態宣言が発令され、公開ミサは中止となりましたが、最終98件の申し込みがあり、長崎主任司祭の司式にて奉納させていただきました事をご報告いたします。

(壮年会S記)

追悼者名簿に献香