大阪北地区平和祈願ミサ

8月14日(土)14時から、大阪梅田教会にて北地区宣教評議会主催の平和祈願ミサが、一般非公開のネット配信で行われました。

「はじめのいっぽー愛し、ケアする」の北地区サブテーマで、松浦神父司式、長崎神父と竹延神父の共同司式により執り行われ、北地区各教会からの意向による共同祈願が唱えられて、画面に映し出されました。

愛を育むための孤独 枚方教会 協力司祭 梅﨑隆一

平成25年(2013)に枚方教会での役割を終えて、平成28年(2016)からは東京の修道院で生活していました。

東京への異動の理由は修道院の掃除と会計の整理でしたから、仕事が終わったらすぐにお払い箱になると思っていたのに、五年間いることになりました。

それとは別に、私個人は孤独を受け入れることを東京での生活の目的の一つにしました。

E・フロム著『愛するということ』によると、「愛」という言葉を使っていても、「愛すること」と「愛されること」の意味することは全く逆であるといいます。

「愛されたい」人は人から認められることを望んでおり、その根底には孤独に対する恐れがある。

人は孤独になると人とのつながりを求めて、人から認められているのか気になってしまう。

LINEに[既読]がついても返信がないことにイライラする原因は、そういったところにあるようです。
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各委員会活動の紹介と会員募集
-教会は私たちの家、皆さんの援助を必要としています-

枚方教会はこれまで多くの方の善意の協力のもと歩んできました。

聖パウロは、『コリントの教会への第一の手紙』十二章の中で教会を手や足をはじめ、様々な部分からなるひとつの体にたとえています。

枚方教会も以下に紹介するように様々な委員会や活動があり、それらによって枚方教会というひとつの体をつくっているのです。

しかしながら、近年では社会同様に枚方教会でも少子・高齢化が進んでいます。

今まで教会活動を支えてくださった方々には心より感謝の気持ちをお伝えしたいと思いますが、ここに枚方教会の明るい将来のために「自分にも何かできることは…」と思ってくださる若い世代の方(自分はまだ若いとお思いの方)の御協力をお願いする次第です。

特にここ十年以内に洗礼を受けられた方や他教会から転入して来られた方で、まだ委員会に入られていない方は、おためしとしていずれかの委員会や活動の扉を叩いて、自分に合った委員会や活動を探してみることをお勧めいたします。

信仰生活は祈りと活動の両輪によって一層豊かで実りあるものとなります。

(主任司祭  長崎壮)

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『ささやかな日々の中で出会った目には見えない大切なモノ』
マリアイレーヌ F・Y

復活祭が終わった夜の御聖堂に静けさが戻る中で受洗者の記念撮影が行われました。

私は祭儀の余韻を感じながら緊張の解けない気持ちのまま撮影に臨み、その後、帰路につきました。

4月とは思えない暖かな夜風に吹かれながら、神様への感謝と共に、この日のためにご準備下さった方々、祭儀を執り行って下さった神父様はじめ多くの方々への感謝の想いが込み上げました。

皆様、ほんとうにありがとうございました。

3月末から4月にかけてコロナウィルスの感染拡大が目を疑うような数字となって現れ、私は言いようのない不安を覚え、日々の行動にも「これでいいのか?」と自問を繰り返していました。

連日、絶えることなく報じられるコロナ関連のニュースは、感染者数だけではなく世界の惨状が戦場のように映し出されて心が痛みました。

大切な人の感染、更には突然の別れ・・・。

世界で毎日1万人を超える人々が亡くなっている現実を知れば知るほど、「私がこの世界に生きること」「出会う人たち」「出来事」、その『一つ一つが奇跡』であると感じるようになりました。 “『ささやかな日々の中で出会った目には見えない大切なモノ』
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神様との出会い
ヨセフS・S・M
マリアガブリエラN・K

私はイラン出身でS・S・Mと申します。

現在57歳で、家族と共に日々生活を送っています。

私はイスラム教の家に生まれ、学校でもイスラム教の授業があって勉強しました。

しかし幼い頃から近所のクリスチャンの人と付き合いがあって、教会やクリスマスパーティーなどに連れて行ってもらう事がありました。

その頃から、クリスチャンとしての興味を持っていました。

そして今から26年前、アメリカ人の友達のお蔭でキリスト教との出会いがありました。

その時その友達は私の誕生日のプレゼントとして、「GOD  CALLING」という聖書の言葉を集めた本を贈ってくれました。

この本をいつも読んで心の中に明るい光を感じ、だんだん言葉を理解しながら信じて、自分が一人のクリスチャンとして勉強を始めました。

しかし中々、洗礼の機会がありませんでした。 “神様との出会い
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自然の恵みと力を信じて
どんな時になっても、前向きに生きるため
クラレチアン宣教会 フリオ神父

新年度と共に復活節が始まって2ヶ月。

この5月のテーマは、「どんな時になっても、前向きに生きるため」とさせて頂きます。

まず、5月は、季節が春から初夏へと移り変わり、自然の中でも、様々なものが生まれ出て、自然の美しさや生命力を大いに感じさせられるこの頃です。

昨年は、コロナ禍の中、私たちの暮らしは、特に「脱・コロナからWITH・コロナ」への感覚に移り変わり、新しい様式の生活リズムが始まりました。

しかし、この時世を過ごしている内に、もう一つ感じたことがありました。

それは、人の生活が大きく変わってきても、季節ごとの自然の「姿」は、現時点では、いつも通り変わらないように思います。

結局は、一般的コロナや変異株のコロナウイルスに関係なく、自然は自然で変わらない、春には春の、初夏には初夏の姿がはっきりと現れてきます。

そして、そのような自然が、私たちの「どんな時になっても、前向きに生きるため」安定感・安心感のきっかけを与えてくれます。 “自然の恵みと力を信じて
どんな時になっても、前向きに生きるため
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「右近と歩む会」
右近の霊性に学び列聖運動を推進する


2月6日(土)玉造のカテドラルで一つの催しが行われる筈だった。

コロナで中止になったが、「ユスト高山右近列聖祈願のつどい」だ。

主催は大阪教区で、教区列聖推進委員会(委員長春名神父)と「右近と歩む会」が協力、前田大司教司式の列聖祈願ミサ、塩見弘子さんの講演その他充実のプログラブが予定されていた。

「右近クラブ」の活躍右近列福運動の頃は「右近クラブ」という信徒の集まりがあって活発な活動を行っていた。

2015年2月3日に神戸文化ホールで行われた「神のしもべユスト高山右近帰天400年記念ミサ」の準備運営には大きく携わり、また2017年2月7日の列福式においても準備運営に大きな役割を果たした。

右近の列聖推進列福式が済むと熱意が急速にしぼみ、「右近クラブ」の会員数も急減。列福に続いて列聖が目標にあるのだが、担当の大阪教区としては教区組織として列聖推進委員会を持ったものの、意識の向上はなかなか進まなかった。 “「右近と歩む会」
右近の霊性に学び列聖運動を推進する” の
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枚方教会のコロナ対策

一時収まっていた大阪府のコロナ感染者数が最近急増し、医療もひっ迫してきています。
枚方教会におきましても、ミサ再開後は、感染防止の種々の取り組みをしてきましたので、それらを紹介し、それらの徹底実践とミサ参加者のご協力をよろしくお願いします。

◎ミサに与られるに際しては、以下の徹底をお願いします。
・自宅で検温し、体温が高い場合にはミサ参加を控える。
・マスクを必ず着用する。
・集会の家で、聖堂に入る前に記名カードに記入する。(氏名・連絡先を必ず記入)
・手指の消毒をする。 “枚方教会のコロナ対策” の続きを読む

聖週間の典礼と行事

●受難の主日(枝の主日)
3月28日・午前9時ミサ
9時のミサは、元香里教会の主任司祭で現在北海道札幌教区に赴任されている松村神父に司式して頂きました。枝の行列はありませんでしたが、長崎神父により祭壇前で祝福された枝が、集会室のテーブル上に並べられ、ミサ後に、用意されたビニール袋に入れて持ち帰られました。

●聖木曜日(主の晩餐)
4月1日・午後7時
例年行われている洗足式はありませんでした。長崎神父は説教の中で洗足式について話され、イエスが弟子の足を洗われたように、私たちもイエスに倣い「人に仕える」生き方をするようにと諭されました。「拝領祈願」の後、ご聖体は、長崎神父によって司祭館聖堂に運ばれ安置されました。例年のような集会所での仮祭壇は設けられませんでした。

●聖金曜日(主の受難)
4月2日・午後7時
ミサは行われず、キリストの受難と死を記念する祭儀がフリオ神父司式で行われました。福音書の朗読は「ヨハネによる主イエス・キリストの受難」。十字架がフリオ神父に掲げられて入堂し、祭壇前に据えられ、一同揃っての十字架礼拝が行われました。

●復活の聖なる徹夜祭
4月3日・午後7時
聖堂前で火が用意され、長崎神父が火を祝福、その新しい火で復活のろうそくが灯され、信徒が座席で待ち受ける真っ暗な聖堂に、復活のろうそくを先頭にして司祭と侍者のみの行列が入堂しました。復活のろうそくから各信者のろうそくに火が灯され、従来の行列はありませんでしたが、とてもおごそかな雰囲気のうちに祭儀が始まりました。

教会の花壇

キリストの復活を祝うように集会の家横の花壇には花が咲き誇っています。

かつてジョルディ神父様は、この花壇の前を通り、集会の家の周囲をよく散歩されておられました。

あなたもいかが。

花への水やりや花壇の手入れにいつもご尽力されている営繕委員の方に感謝