12月12日はグァダルペの聖母の祭日、枚方教会では10時からミサがあり、その後の祝賀会の中で、聖母出現の様子を小さな劇にして披露し、皆で分かち合いました。
10年前にフリオ神父様に連れられてメキシコを旅し、「グァダルペ大聖堂」のあるテベヤクの丘を訪れた時に、「GUADALUPAN」という本を買いました。
それには聖母出現にまつわるお話が400頁にわたって詳しく述べられています。
聖母に出会ったホアン・ディエゴのマントはリュウゼツランの堅い繊維で織られていて、500年を経た今も何の損傷も見られず、映し出されたお姿は、この地上の誰によって描かれたものでもありません。
聖母のお姿は黙示録12章にある婦人を思い起こさせます。
最近の研究では、マントの星は1531年の12月12日の夜空の星座を現し、それも地球からの眺めではなく宇宙空間からの眺めです。
なぜなら聖母は天から降りてこられたからです。
聖母は妊娠3ケ月のお姿なので、イエス様もご一緒です。
聖母の足元の大天使聖ミカエルは、天を表すマントのすそを右手で、地を表すドレスのすそを左手で掴んでおられて、神と人との新しい契約の結びを表しています。
日本で唯一グァダルペの聖母に捧げられた教会の私たち、イエス様と共に聖母のマントに包まれて幸せです。