聖週間の典礼と行事

●受難の主日(枝の主日)
3月28日・午前9時ミサ
9時のミサは、元香里教会の主任司祭で現在北海道札幌教区に赴任されている松村神父に司式して頂きました。枝の行列はありませんでしたが、長崎神父により祭壇前で祝福された枝が、集会室のテーブル上に並べられ、ミサ後に、用意されたビニール袋に入れて持ち帰られました。

●聖木曜日(主の晩餐)
4月1日・午後7時
例年行われている洗足式はありませんでした。長崎神父は説教の中で洗足式について話され、イエスが弟子の足を洗われたように、私たちもイエスに倣い「人に仕える」生き方をするようにと諭されました。「拝領祈願」の後、ご聖体は、長崎神父によって司祭館聖堂に運ばれ安置されました。例年のような集会所での仮祭壇は設けられませんでした。

●聖金曜日(主の受難)
4月2日・午後7時
ミサは行われず、キリストの受難と死を記念する祭儀がフリオ神父司式で行われました。福音書の朗読は「ヨハネによる主イエス・キリストの受難」。十字架がフリオ神父に掲げられて入堂し、祭壇前に据えられ、一同揃っての十字架礼拝が行われました。

●復活の聖なる徹夜祭
4月3日・午後7時
聖堂前で火が用意され、長崎神父が火を祝福、その新しい火で復活のろうそくが灯され、信徒が座席で待ち受ける真っ暗な聖堂に、復活のろうそくを先頭にして司祭と侍者のみの行列が入堂しました。復活のろうそくから各信者のろうそくに火が灯され、従来の行列はありませんでしたが、とてもおごそかな雰囲気のうちに祭儀が始まりました。