6月5日の聖霊降臨の祝日に、香里ヌベール学院の講堂において、大阪北地区合同堅信式がパウロ酒井俊弘補佐司教の司式によって執り行われました。
今回の受堅者は7つの教会合計で54名でしたが、枚方教会からは19名の方が堅信の恵みに与ることができました。
堅信の秘跡は洗礼によっていただいた神様の子としての命をさらに一層成長させるために聖霊の恵みを豊かに受けるための秘跡ですが、同時にキリスト信者としての成人式に相当します。
このため、成人洗礼の場合は、通常復活徹夜祭の洗礼の儀に続いて行われますが、幼児洗礼を受けた方の場合は、中学生くらいまで待ち、カトリック要理の勉強していただき、堅信を受ける意味を理解して、本人の同意のもとに受けていただきます。
堅信式が洗礼式と切り離されて行われる場合、ふさわしい日は、聖霊降臨の祝日です。
なぜなら堅信の秘跡の恵みは、私たちにとって使徒たちが受けた聖霊降臨の恵みに相当するからです。
19人の受堅者のこれからの信者生活を代親の方だけではなく、同じ共同体の一員として皆様にも祈り、時に励まし、ともに喜び支えて行って頂きたいと思います。
尚、本来は20名で受ける予定でしたが、当日熱中症で倒れられた方が1名おられました。
酒井補佐司教と長崎主任神父が話し合われ、近々前田大司教からの権能の分与という形で堅信を授けられるよう長崎神父から堅信の秘跡を受けることになりました。
堅信を受けられた方々、その家族と代親の方々にここでお祝い申し上げます。
酒井補佐司教様のご説教の中でもありましたが、これが「さよならの式」(堅信受けると、それを境に教会に来なくなる…)にならないよう家族、共同体、教会がともに助け合っていきましょう。
宣教委員会 S・S