ユスト高山右近列聖祈願公式巡礼の旅

6月26日夜、雨の関西空港を飛び立ち、翌日ローマに着いた私たちは、帰天800年を迎えた聖フランシスコのアッシジへと向かいました。

夢にまで見ていたアッシジの町が小高い丘に見えてきたときは感動しました。

聖フランシスコ大聖堂は、「フランシスコの生涯」等ジョットのフレスコ画に覆われ圧巻でした。

中でも特に印象深く琴線に触れた画は、幼子イエスを抱いたマリア様の左にフランシスコ、右側に福音記者ヨハネが描かれた「夕陽の聖母」でした。

日没になると差し込む夕日が当たりその美しさをひときわ際立たせる場所にあります。

案内して下さったホアイ神父様は、画について「イエスが母マリアに『どちらを先に祝福しますか』の問いに、マリアが『フランシスコを指している画ではないかと思っています』」という興味深い説明をしてくださいました。

28日、早朝散策。小高い丘からの眺めは牧歌的な風景が広がり上り詰めたところにあるクララ会創始者キアラが眠る「聖キアラ教会」を訪れました。

さらにバスで移動し、「サンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会」へ、ここで第1回目のミサが行われました。

29日、バチカンの聖ピエトロ大聖堂で「聖ペトロと聖パウロの祝日」に教皇レオ14世の司式によるミサに与りました。

30日、今回の主目的、福者ユスト高山右近の列聖嘆願にバチカン列聖省訪問し、セメラーロ長官と会合しました。

前田枢機卿より「日本カトリック司教団全員からの要請書」を提出。

長官は、「右近の奇蹟が受け入れられるよう祈りましょう。教皇様がこれを読み承諾されることを希望します」と話されました。

その後バチカン美術館を見学しました。

7月1日はイエズス会総本部でのミサに与り、パウロやペトロのゆかりの教会を訪ねました。

ローマとお別れする2日、サンタ・マリア・マジョーレ大聖堂のフランシスコ前教皇の墓所を訪ねました。

ここは、前教皇が重大な決断の前、海外司牧前後、また健康上の試練の時には、訪れイコンの前で祈ることを習慣とされていた所です。

この巡礼は、前田枢機卿、神父2名、信徒18名の参加でした。

同じ巡礼の恵みに与った信徒の皆さんと共に信仰を深めることができたと思います。

こうして私たちはアッシジ・ローマの巡礼の旅を終え元気に関空に戻ってきました。 

神に感謝!(K・S・M・K)

聖ピエトロ大聖堂