マリアは神の永遠のご計画によって他の人より先に救われた方です。
世を救おうと望んでおられた神と密接に協力した方です。福音が神から来るものと信じ、救い主は母マリアが承諾した上でこの世に遣わされました。
恵みに満たされ、神と共に生き、神の仰せのとおりに身を任せました。
聖母マリアは、神の特別な計らいによって、悪の全ての影響から守られています。
恵みに満たされた方で、神と一致して生活していたマリアは、大きな賜物を受けて、処女でありながら神の御子であるキリストの母となられました。
この世の中に生きている間に、キリストとその教会のために力を尽くした後、キリストの特別な恵みによって昇天されました。
この上もなく謙遜であったマリアは、今、救い主の母としてキリストの栄光に与っておられます。
マリアは模範的な信仰によって救いの業に協力なさいました。信仰の深い母で、救い主の母に選ばれた時に、神にはできないことはないということを信じて「お言葉のとおり、この身になりますように」と答えて神に完全に従順でした。
キリストは宣教生活を始めたときマリアの信仰に報いて最初の奇跡を行われました。(カナの婚姻)
キリストが亡くなられたとき、そばに立っていたマリアは、神の愛を疑わず、救いの業が苦しみによって行われることを信じていました。
信仰が深く、神と御摂理に一致していたマリアは常に祈る人でした。
十字架の下でマリアは苦しみをともにしたキリストのように、世の救いのために祈りをささげていました。
マリアは、今、天の栄光の中で人々のために祈り、マリアに深い信仰を持つキリスト信者がマリアと共に祈ることを望んでおられます。