主イエス・キリストの恵み、神の聖霊の交わりが 皆さんとともに   アントニオ フラデラ神父 

新年度、名古屋地区から転入してきた、クラレチアン宣教会の最古老、フラデラ神父です。表題のこの挨拶以上の挨拶はないと思いますから、皆様への心からの祈りとご挨拶にしたいと思います。

皆さんの幸せと健康、各位のいのりと願いの上に神様の豊かな祝福がありますようにと心を込めて祈ります。今からほぼ半世紀前の1970年、日本管区に派遣された私の最初の赴任地が枚方教会でしたので、私にとって当教会は、長い旅路の夕暮れに、やっとなつかしい実家に帰ったような気がしています。

日本には管区長として派遣されましたので、日本語を十分に勉強する機会がありませんでした。そのため私の日本語は幼子のように拙いものです。でも信徒の皆さんが私の言葉を理解しようとして一生懸命に聞いてくださいます。これは本当に嬉しいことです。

もう87歳の高齢ですが、司祭の使命はいつまでも変わりません。毎週土曜日にレジオの皆さんと過ごす時間はとても幸せです。またその晩のミサも喜んで捧げています。信徒の皆さんと一緒に過ごす時間をもっともっと多く持ちたいと思っています。外国共同体の皆さんともミサを共に捧げ、親しくして行きたいと思います。皆さん、どうぞよろしくお願いします。