クラレチアン宣教会創立記念ミサ
クラレット信徒運動の会
T・Y

7月16日、枚方教会ではクラレチアン宣教会の創立記念ミサが行われました。

枚方教会はクラレチアン会の司祭によって創立され、その後もクラレチアン会によって宣教・司牧がされてきたため、クラレチアン会員だけでなく枚方教会においても大切にしなければいけない記念日です。

クラレチアン宣教会は、1849年7月16日午後3時頃、スペインバルセロナ近郊のビックの神学院で創立しました。

当時のスペインは政治的闘争が激しく、宗教に対する弾圧も酷かったのですが、聖アントニオ・マリア・クラレットは五人の司祭に「汚れなきマリアのみ心の子」の会の立ち上げを呼びかけました。

この日はちょうど「カルメル山の聖母」の記念日でもあり、詩編23章4節が黙想され、聖なる十字架と聖母マリアへの信心と信頼により、全員がこの使命に堅忍することを誓い合いました。

五人の中の一人、ジャウメ・クロテット神父は一番若年でビックに来て間もない頃で、聖クラレット以外のメンバーとの顔合わせも初めてであったそうです。 “クラレチアン宣教会創立記念ミサ
クラレット信徒運動の会
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聖母被昇天祭死者追悼ミサ

本年も8月15日に10時より聖母被昇天のお祝いと死者追悼の為のミサが執り行われました。

この夏も新型コロナウイルスの感染拡大はさらに増えましたが、日ごろの皆さんの感染対策へのご協力もあって出来たと思います。

ごミサは、127名の方が参加されましたが、感染対策の為、お御堂は、すぐに満席となり、集会の家も通常のミサの時よりも広げて対応いたしました。

今回の追悼名簿の受付は、約1か月半、昨年と同じく封筒に入れた申し込みに記名頂き、献金箱に入れていただく形で行いました。

結果127の家族から申し込みがあり25万8千円の献金となりました。

集まった献金は、フィリピンのアカイカリンガ共同体に送られ、青少年支援のために役立てられます。

来年はもっと多くの人がお御堂に入れるようになって、さらに共に祈る一体感のあるミサとなって欲しいものです。

  (壮年会会長)



ガールスカウト活動報告

7月17日(日)9時の子供ミサの後、レジデンスに移動してガールスカウト大阪72団のキャンプを行いました。

当初は夏季合宿を泊りがけで行う予定でしたが、コロナの影響で急遽レジデンスでのキャンプになりました。

梅﨑神父には大変お世話になり、また長崎神父、フリオ神父にもご参加いただいて、キャンプファイアー、スイカ割り、水遊び等、楽しい時間を過ごすことが出来ました。


(団委員長)

ボーイスカウト活動報告

コロナで感染者数が増え猛暑が続く中、ボーイスカウト枚方第5団カブ隊は8月⒒日から1泊で奈良県立野外センターへ、ボーイ隊は5泊6日で和歌山白崎青少年自然の家にてキャンプを行いました。

キャンプを中止する団が増え、5団でも安全対策を行い出発前日に参加者全員抗体検査を受けて行いました。

幸い大した事故もなくスカウトも楽しめたようです。隊長の尽力に感謝します。

(団委員長)

レジデンスでのバーベキュー

7月31日に開催したバーベキューは、青少年の交流促進のために企画したのですが、家族単位での参加が目立ちました。

今の教会の現状がよく表れていたと思います。

参加者の一人が「コロナ禍の社会において、経済活動の停滞が問題にされているが、人との関りの断絶が問題ではないか」と語った一言は意味深長でした。

経済優先の社会では経済が回っても、滞っても人の関りが分断されます。
  
ささやかな集まりでしたが、目に見えない神の国の小さなしるしとなったことを感じました。


(梅﨑神父)

等価でない交換  
協力司祭 梅﨑隆一

先史時代、交換方法の一つに縄張りの境界に交換したいものを置き、もらった者は代わりのものを置いて立ち去るというのがあったそうです。

交換を長く続ける秘訣は、相手にそのものの価値を簡単に悟らせない事だそうです。

素人考えですが、等価交換なら交換はすぐに終わってしまっただろうし、また相手に損害を与えるものでも交換は続かなくなります。

古代の人は本当に価値あるものを置いたのではないかと思う。

『どうぞのいす』という絵本は座ってもらうために作った椅子の上にものを置いたことから交換が始まります。

古代の人も様々な思いをもって、良いものをそこに置いたのではないかと思います。 “等価でない交換  
協力司祭 梅﨑隆一” の
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光と喜びに包まれた日
ジャンヌ・ダルク F・M

 

去年の暑い夏の夕暮れ時のことです。

私は、カトリック枚方教会の門を叩きました。

身内にカトリック信者はおらず、知人にもいません。聖書を見たことも、手にしたこともありませんでした。

私は四人兄弟の一番上で、いつも「自分がしっかりしなきゃ」と思いつつ、情けないと言われる日々を過ごしていました。

家にいることが辛いなと感じる事も多く、「自分は何のためにうまれてきたのだろう」と自問自答を繰り返す日々。

家にいて、孤独感を感じていました。

時として孤独は良いものですが、時として孤独は厳しいものです。

もし神様が本当にいるのなら、この苦痛から抜け出せるのになんて考えていました。

そんな時、夢をみたのです。
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ジャンヌ・ダルク F・M” の
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お知らせ(7月)

◎初金ミサ

・7月1日(金)10時
・8月5日(金)10時
ミサ後婦人会は掃除と定例会。
7月1日は福者ペトロ岐部司祭と187殉教者の記念日です。

◎壮年の集い
・7月9日(土)
・8月13日(土)
午後5時から掃除・例会。どなたでも、途中からでもご参加ください。 

◎クラレチアン宣教会創立記念日  

・7月16日(土)10時ミサ。

◎平和旬間

8月6日(土)~15日(月)
大阪大司教区テーマ
A Road to Peace:Listening to One Another 「互いに耳を傾けて平和の道を」
・8月7日(日)11時ミサ後に信徒のお話しがあります。

北地区行事

・8月13日(土)14時~ 大阪梅田教会にて
各教会から様々な方々の(計7名) 「キリスト者としてあなたにとっての平和」についてのお話しを聞きます。
その後平和祈願ミサ(司式は酒井補佐司教)。 “お知らせ(7月)” の続きを読む

大阪北地区合同堅信式
枚方教会からは十九名が受堅

6月5日の聖霊降臨の祝日に、香里ヌベール学院の講堂において、大阪北地区合同堅信式がパウロ酒井俊弘補佐司教の司式によって執り行われました。

今回の受堅者は7つの教会合計で54名でしたが、枚方教会からは19名の方が堅信の恵みに与ることができました。

堅信の秘跡は洗礼によっていただいた神様の子としての命をさらに一層成長させるために聖霊の恵みを豊かに受けるための秘跡ですが、同時にキリスト信者としての成人式に相当します。

このため、成人洗礼の場合は、通常復活徹夜祭の洗礼の儀に続いて行われますが、幼児洗礼を受けた方の場合は、中学生くらいまで待ち、カトリック要理の勉強していただき、堅信を受ける意味を理解して、本人の同意のもとに受けていただきます。

堅信式が洗礼式と切り離されて行われる場合、ふさわしい日は、聖霊降臨の祝日です。

なぜなら堅信の秘跡の恵みは、私たちにとって使徒たちが受けた聖霊降臨の恵みに相当するからです。 “大阪北地区合同堅信式
枚方教会からは十九名が受堅” の
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長崎中村大司教に絡むある信者の生涯
マリア M・T

これは、今から6、7年前に友人から聞いた実話です。

ある片田舎のカトリック信者の家で生まれ育ち、幼少期を甘えて過ごし、中学を卒業して何の技術も能力もないまま親元を離れ都会に出てきた。

そこで多年の辛苦を重ねることになった。

その苦難生活の中、とうとう病気になり病床生活。

ある日危篤になり、それを知った知人が中村神父様に知らせた。

それを聞いた神父様は何はともあれ、何もかも振り切って病院に駆けつけ、病者の塗油の秘蹟を授けて下さったと。

その病人は、暫くして臨終を迎え、安らかな眠りの中静かに息を引き取り、生涯を終えこの世と別れた。

中村神父様が葬儀のごミサを捧げてくださり、参列者も多くいたそうです。

葬儀の後、親族が神父様にお礼に行った時、神父様が「あの人はいつも隅の方に座ってミサに与っているのを、僕は見ていました」と話してくださったのを聞き、親族は涙・・・、「きっとあの子は貧しい生活で、ご聖体を受けられないと、隅の方でごミサに与っていたんだわ・・・」と涙。
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マリア M・T” の
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