今年は、コロナの緊急事態宣言期間ということで、ミサは非公開で8月15日(日)11時から執り行われました。
死者追悼名簿については、今年も昨年と同じように案内状を入れた封筒を準備し、その封筒に被追悼者氏名を書いた用紙と共に2千円を入れて献金して頂くようにしました。
8月に入ったところで大阪府にも緊急事態宣言が発令され、公開ミサは中止となりましたが、最終98件の申し込みがあり、長崎主任司祭の司式にて奉納させていただきました事をご報告いたします。
(壮年会S記)

大阪府枚方市のカトリック教会
8月14日(土)14時から、大阪梅田教会にて北地区宣教評議会主催の平和祈願ミサが、一般非公開のネット配信で行われました。
「はじめのいっぽー愛し、ケアする」の北地区サブテーマで、松浦神父司式、長崎神父と竹延神父の共同司式により執り行われ、北地区各教会からの意向による共同祈願が唱えられて、画面に映し出されました。
枚方教会はこれまで多くの方の善意の協力のもと歩んできました。
聖パウロは、『コリントの教会への第一の手紙』十二章の中で教会を手や足をはじめ、様々な部分からなるひとつの体にたとえています。
枚方教会も以下に紹介するように様々な委員会や活動があり、それらによって枚方教会というひとつの体をつくっているのです。
しかしながら、近年では社会同様に枚方教会でも少子・高齢化が進んでいます。
今まで教会活動を支えてくださった方々には心より感謝の気持ちをお伝えしたいと思いますが、ここに枚方教会の明るい将来のために「自分にも何かできることは…」と思ってくださる若い世代の方(自分はまだ若いとお思いの方)の御協力をお願いする次第です。
特にここ十年以内に洗礼を受けられた方や他教会から転入して来られた方で、まだ委員会に入られていない方は、おためしとしていずれかの委員会や活動の扉を叩いて、自分に合った委員会や活動を探してみることをお勧めいたします。
信仰生活は祈りと活動の両輪によって一層豊かで実りあるものとなります。
(主任司祭 長崎壮)
復活祭が終わった夜の御聖堂に静けさが戻る中で受洗者の記念撮影が行われました。
私は祭儀の余韻を感じながら緊張の解けない気持ちのまま撮影に臨み、その後、帰路につきました。
4月とは思えない暖かな夜風に吹かれながら、神様への感謝と共に、この日のためにご準備下さった方々、祭儀を執り行って下さった神父様はじめ多くの方々への感謝の想いが込み上げました。
皆様、ほんとうにありがとうございました。
3月末から4月にかけてコロナウィルスの感染拡大が目を疑うような数字となって現れ、私は言いようのない不安を覚え、日々の行動にも「これでいいのか?」と自問を繰り返していました。
連日、絶えることなく報じられるコロナ関連のニュースは、感染者数だけではなく世界の惨状が戦場のように映し出されて心が痛みました。
大切な人の感染、更には突然の別れ・・・。
世界で毎日1万人を超える人々が亡くなっている現実を知れば知るほど、「私がこの世界に生きること」「出会う人たち」「出来事」、その『一つ一つが奇跡』であると感じるようになりました。 “『ささやかな日々の中で出会った目には見えない大切なモノ』
マリアイレーヌ F・Y” の続きを読む
私はイラン出身でS・S・Mと申します。
現在57歳で、家族と共に日々生活を送っています。
私はイスラム教の家に生まれ、学校でもイスラム教の授業があって勉強しました。
しかし幼い頃から近所のクリスチャンの人と付き合いがあって、教会やクリスマスパーティーなどに連れて行ってもらう事がありました。
その頃から、クリスチャンとしての興味を持っていました。
そして今から26年前、アメリカ人の友達のお蔭でキリスト教との出会いがありました。
その時その友達は私の誕生日のプレゼントとして、「GOD CALLING」という聖書の言葉を集めた本を贈ってくれました。
この本をいつも読んで心の中に明るい光を感じ、だんだん言葉を理解しながら信じて、自分が一人のクリスチャンとして勉強を始めました。
しかし中々、洗礼の機会がありませんでした。 “神様との出会い
ヨセフS・S・M
マリアガブリエラN・K” の続きを読む
2月6日(土)玉造のカテドラルで一つの催しが行われる筈だった。
コロナで中止になったが、「ユスト高山右近列聖祈願のつどい」だ。
主催は大阪教区で、教区列聖推進委員会(委員長春名神父)と「右近と歩む会」が協力、前田大司教司式の列聖祈願ミサ、塩見弘子さんの講演その他充実のプログラブが予定されていた。
「右近クラブ」の活躍右近列福運動の頃は「右近クラブ」という信徒の集まりがあって活発な活動を行っていた。
2015年2月3日に神戸文化ホールで行われた「神のしもべユスト高山右近帰天400年記念ミサ」の準備運営には大きく携わり、また2017年2月7日の列福式においても準備運営に大きな役割を果たした。
右近の列聖推進列福式が済むと熱意が急速にしぼみ、「右近クラブ」の会員数も急減。列福に続いて列聖が目標にあるのだが、担当の大阪教区としては教区組織として列聖推進委員会を持ったものの、意識の向上はなかなか進まなかった。 “「右近と歩む会」
右近の霊性に学び列聖運動を推進する” の続きを読む
一時収まっていた大阪府のコロナ感染者数が最近急増し、医療もひっ迫してきています。
枚方教会におきましても、ミサ再開後は、感染防止の種々の取り組みをしてきましたので、それらを紹介し、それらの徹底実践とミサ参加者のご協力をよろしくお願いします。
◎ミサに与られるに際しては、以下の徹底をお願いします。
・自宅で検温し、体温が高い場合にはミサ参加を控える。
・マスクを必ず着用する。
・集会の家で、聖堂に入る前に記名カードに記入する。(氏名・連絡先を必ず記入)
・手指の消毒をする。 “枚方教会のコロナ対策” の続きを読む
●受難の主日(枝の主日)
3月28日・午前9時ミサ
9時のミサは、元香里教会の主任司祭で現在北海道札幌教区に赴任されている松村神父に司式して頂きました。枝の行列はありませんでしたが、長崎神父により祭壇前で祝福された枝が、集会室のテーブル上に並べられ、ミサ後に、用意されたビニール袋に入れて持ち帰られました。
●聖木曜日(主の晩餐)
4月1日・午後7時
例年行われている洗足式はありませんでした。長崎神父は説教の中で洗足式について話され、イエスが弟子の足を洗われたように、私たちもイエスに倣い「人に仕える」生き方をするようにと諭されました。「拝領祈願」の後、ご聖体は、長崎神父によって司祭館聖堂に運ばれ安置されました。例年のような集会所での仮祭壇は設けられませんでした。
●聖金曜日(主の受難)
4月2日・午後7時
ミサは行われず、キリストの受難と死を記念する祭儀がフリオ神父司式で行われました。福音書の朗読は「ヨハネによる主イエス・キリストの受難」。十字架がフリオ神父に掲げられて入堂し、祭壇前に据えられ、一同揃っての十字架礼拝が行われました。
●復活の聖なる徹夜祭
4月3日・午後7時
聖堂前で火が用意され、長崎神父が火を祝福、その新しい火で復活のろうそくが灯され、信徒が座席で待ち受ける真っ暗な聖堂に、復活のろうそくを先頭にして司祭と侍者のみの行列が入堂しました。復活のろうそくから各信者のろうそくに火が灯され、従来の行列はありませんでしたが、とてもおごそかな雰囲気のうちに祭儀が始まりました。