10月8日、今市教会にカリタス南相馬スタッフによる「福島原発被災地の現状、復興のこれまでと課題」のテーマのお話に北地区及びガールスカウト等の90人が参加した。福島は何年も前ということで世間ではもう済んだ事のように言われている。なぜ今も支援を続けるのかと。
福島、特に東側3分の1の浜通り地域は他の災害とは質的に違っている。阪神大震災は都市ということもあり、数年の内に復興した。東北でも津波の被害があったにせよ、人が戻り、町を高台に移したり、防潮堤を作ったりと生活再建にすぐに取り組めた。しかし、浜通り地区は条件がまるで違っている。今も人が入れない場所がある。 “「福島の今と課題」 講演を聞いて” の続きを読む