イエスの誕生と十字架 カトリック枚方教会 A・Y(信徒) 河北朝祷会より (2019.9.12 第225回)

イエスの生い立ち

ヨゼフの許婚マリアは結婚前に身ごもり、律法の厳しいユダヤでは姦淫の罪人です。

天使ガブリエルが聖霊によって神の子を身ごもったことを告げ、マリアは「私は主のはしため、お言葉のようになりますように」と素直に受け入れます。

ヨゼフには主の天使が夢の中に現れて同じようなことが告げられます。

二人は迫害から逃れるためにその土地から離れます。

月が満ちてベトレヘムで宿屋を探すが部屋がないと断られ馬小屋でイエスを産み布でくるみ飼葉桶に寝かせました。

ユダヤの世界では罪人として冷たくされていました。

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敬老のお祝いと 病者の塗油

9月15日(日)11時ミサで敬老のお祝いと病者の塗油の秘跡が行われました。

敬老のお祝いに参加申込された方は72名で、その内48名の方が病者の塗油の秘跡を受けられました。

ミサの後、聖堂前で祝別された紅白饅頭と赤飯が対象者に手渡され、また集会の家で歓談される方には、うどんとコーヒーが婦人会と青年会により提供されました。

ガールスカウトによる歌のお祝いもあり喜ばれました。

教育は私にとって重要です。 道ばたの物乞いで、未来を終わりたくない。

これはフィリピン・サンボアンガのストリート・チルドレン(道ばたで物乞いをしている子供達)の切実な声であると共に私たちの願いです。

サンボアンガ市にあるクラレチアン会共同体は、貧困を根本的に救うのは教育であるという信念から彼らの就学支援をし、枚方教会はこれに協力してきました。

サンボアンガ市

フィリピン南部ミンダナオ島の、サンボアンガ半島南西の先端に位置しています。

年平均気温は27度(最高33度、最低23度)、12月~5月の乾季は過ごしやすく、中心街に建ち並ぶスペイン風建造物や風光明美な海浜など、観光都市としても発展しています。市に3つの総合大学があります。

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聖母被昇天祭と死者追悼

8月15日(木)10時より、聖母被昇天祭のミサが行われました。

この日は終戦記念日で平和旬間最後の日であるため平和祈願を行い、また死者追悼も併せて行われました。

本年は、交わりと一致を味わうことが出来るようにミサは10時のみとなりました。

台風が接近する悪天候の中、聖堂がほぼ満席になるほど多くの方が参加されました。

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ボーイスカウト夏キャンプ・ガールスカウト夏キャンプ

ボーイスカウト夏キャンプ

40度近くに迫る猛暑の中、京都北山から鞍馬寺に抜ける山里、花背山の家にて団の夏キャンプを行いました。

今回は、ボーイ隊スカウト5名、カブ隊5名、リーダー7名の少人数でした。花背は坂道の多いところで、キャンプサイトまでの道は斜度30度ほど有り、活動は暑さと坂道との戦いでした。

スカウト達は、川遊びや魚つかみ、ハイキングなどを楽しみました。ボーイ隊は、手旗サイン、追跡サインなどの基本訓練などに励み、特に充実したキャンプでした。

団委員長 I・K

ガールスカウト夏キャンプ

8月10~12日、滋賀県グリーンパーク山東にてガールスカウト夏季キャンプを行いました。教会にてお祈りの後、梅﨑神父様と共に出発。

キャンプの目的「みんなで力を合わせて、キャンプを楽しむ」を合言葉に、スカウトが自分に与えられた事に取り組み、テントを立てたり、料理を作ったりしました。

リーダーの指導の下、大自然のきれいな空気を吸いながら、思いっきり遊び、いろいろなことを学びました。

神に感謝します。

カトリック平和旬間 2019年テーマ 「平和に寄与する 人になろう」

平和旬間は、1981年に広島で行われた教皇ヨハネ・パウロ2世の平和宣言を受けて始まった。

8月6日~15日の10日間、日本全国のカトリック教会は世界平和のために特別な祈りの行事を持つ。

大阪北地区
北地区の平和旬間行事は8月10日(土)午前10時より今市教会にて行われ、暑さ厳しいなか参加者は170人に及んだ。枚方教会からはわずか11人、これを私たちはどう考えればよいだろうか。

行事は、福島被災地訪問の報告から始まり、今市教会の方が、まだまだ多くの問題を抱える福島の現状を伝えられた。

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クラレチアン ミッションデイ

1849年7月16日にクラレチアン宣教会が創設されました。その日に因んで、頂いた賜物と使命に一人一人が気づき自覚してもらうために、今回初めて7月14日(日)に枚方教会にてクラレチアンミッションデイとしてミサが行われました。

香港から14名、マカオから19名、神父様2名を含めて35名が海外からこの記念日に合わせて枚方に来られ、今市、大東、門真の教会からも参加がありました。アベイヤ司教がミサの司式をされ、聖堂は補助椅子を出すほどに溢れました。

第2朗読と聖歌の一部を香港・マカオの信者が歌われ、閉祭の歌「ミゼルコルディア」を一緒に歌い、クラレチアンファミリーとして同じ心で一つになれることの素晴らしさを実感しました。

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北地区福島訪問 福島巡礼で見たもの 社会活動委員会  O・I

6月8日~11日、今回は南相馬、飯館村、二本松などを訪問した。参加者は、ハイメ神父(社活担当)、ブラッドリー神父(梅田B協力)、ナン助祭と各教会信徒の計10名。

前向きに生活を取り戻す人がいる
避難解除の日は、他人が住所や生活を決めるのではなく、自分で選び決められるようになった日。泣いている町ではなく、楽しい喜べる町に人は来る。小高は0から4千人、日本で一番人口が増えた町だ。

取り残された人がいる
避難解除は人の切り捨て。補償も打ち切り。復興住宅に移っても生活できない。伴侶を亡くした人などが孤立する。 
低額の年金で畑で半ば自給していた人が、お金を使っての生活になり、行き詰まっている。仕事を奪われたのに生活費がいる。家を直すにも数百万かかる。畑も一から作り直し。農機もなくし、老齢で再建できない。希望がなく、生活が荒れる。自死、孤独死、うつ、アルコール依存、引きこもりが増えている。
今も柵で隔てられた無人の町が動物に荒らされ、山に飲み込まれていくのを見るだけ。家が見えるのに入れない。来るごとに針を刺される気持。

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神の作品として生きる  -関西牧会塾ディレクター 牧師 豊田 信之 ー 河北朝祷会より (2019.7.11 第224回)

私たちは神の「作品」であって、良い行いをするためにキリスト・イエスにあって造られたのです。神は、私たちが良い行いに歩むように、その良い行いをもあらかじめ備えてくださったのです。(エフェソ書2章10節)

キリスト者は自らが「神の最高傑作品」であることを知らなければなりません。ミケランジェロがダビデ像を完成させたとき、大理石のなかに閉じ込められていたダビデを取り出したと表現したそうです。唯一無二の芸術家である神様は、私たちがどのような状態の中にあっても、自分で自分を愛せない、赦せない、いや、自分を憎んでいたとしても、キリストの内にある私たちの「真の自己」を見つめていてくださり、閉じ込められている「神の最高傑作品の私」を取り出してくださるのです。

私の父は私生児として生まれました。小学生の頃、「おばちゃん」と呼んでいた人が実の母だと知らされ、出自の事実を告げられたのです。その瞬間、父は自分なんか生まれてくるべきではなかったとの深い拒絶感に打ちのめされました。

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