お知らせ(3月)

◎異動
〈大阪北地区河北ブロック〉
 Fr.長崎壮(枚方主任⇒しろきたB共同モデラトール) 
 Fr.竹延真治(しろきたB共同⇒枚方主任)
 Fr.梅﨑隆一(枚方協力⇒枚方助任)
 Fr.昌川信雄(香里主任⇒教区外)
 Fr.トラン・サン・ニュ・イ(香里助任⇒しろきたB共同)

◎教会学校
3月19日(日)9時ミサ後
4月16日(日)9時ミサ後
・毎月第3日曜日に開かれています。
・初聖体(6月11日)の為、第2・第4日曜日9時ミサ後に勉強会を実施中です。 “お知らせ(3月)” の続きを読む

ふるさと前橋追懐
長崎壮神父

上毛三山のひとつ赤城山の裾野がゆるやかに展けたところに私のふるさと前橋の街は広がります。

群馬県は県の西部に富岡製糸場、東には絹織物で有名な桐生市がありますが、県庁所在地の前橋市も明治のはじめから製糸業で栄えた町で、私が中学を卒業する頃までは街にはまだ製糸工場が残っていました。

生家は前橋市の中心部、近くには詩人萩原朔太郎が「広瀬川白く流れたり」と謳った広瀬川が流れ、その河畔には前橋文学館や美術館があります。

前橋は朔太郎のほかにも伊藤信吉をはじめとする幾人かの詩人のふるさとでもあり、蛙の詩人・草野心平も新聞記者としてこの地に住んでいました。

幼稚園から中学校まで群馬大学附属に通いましたが附属小は制服制帽。

赤城おろしのからっ風の厳しい冬でも半ズボンで、太腿の内側は擦れて痛く私服で通う市立の子たちが羨ましかった。

長兄や当時の人気漫画ドカベンの影響もあって野球好きになりましたが、附属小には少年野球チームはなく、市立の小学校の子供ばかりから成るチームに入れてもらい日暮れまで大声を出して野球に打ち込んだことを懐かしく思い出します。 “ふるさと前橋追懐
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コロナ禍に於ける出会い
コルカタのテレサ Y・N

昨年十二月職場ではコロナによるクラスター、数日後にはオーバーシュートとなり防護具装着等々対応に追われる日々が続きました。

そんな中、重度の認知症他幾つかの疾患のある方への対応に入らせていただいた時のことです。

それは短い間でしたが目を見てゆっくりと頷くだけでしたが何か温かく心休まる時が流れていて、その方が「ありがとう」と言われ、「私こそありがとうございます。コロナに負けず必ず元気でいて下さい」と短い言葉を交わし瞼が熱くなりました。

そんな職場での日々、私生活でも予定していた活動は全て参加しない選択を余儀なくされ、楽しみにしていた子や孫との集いも中止にして、安心して会える日まで楽しみを少し先に延ばすことを伝えました。

そんなコロナ禍での出来事を通して、家族や多くの方々の優しさとお力をいただき、私は望むことをさせていただいていると改めて気づくことができました。

いつどんな状況でも必ず良いことはある。日常の中で曇った私の目からは見えない大切なものを見えるように神はいつも導いてくださっていると思います。 “コロナ禍に於ける出会い
コルカタのテレサ Y・N” の
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新年を迎えて

◎元日のミサと車の祝別

新年を迎え、元日のミサが0時、10時、12時の3回行われました。

元日は「神の母聖マリア」を讃える祭日でもあり、併せて世界平和が祈願されました。

各ミサ後に幼稚園の園庭に車の祝別を希望される方々が集い、車と同乗者の安全を祈願して、それぞれの車と同乗者に神父様から祝福して頂きました。

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主の御降誕ミサ

◎夜半のミサ

12月24日(土)夜半ミサが午後4時30分と午後7時30分に行われました。

多くの方がミサに参加され、聖堂は満席状態で、集会の家では今回新たにロビーにも設置したプロジェクターで視聴をする方もおられました。

午後7時30分からのミサ前には聖歌隊「ステラマリス」による合唱でクリスマス・キャロルが歌われ降誕祭のムードを盛り上げてくれました。 “主の御降誕ミサ” の続きを読む

馬小屋の聖家族を見つめて
主任司祭 長崎 壮

長崎神父写真

枚方教会の皆さん、主のご降誕とともに新年の喜びを申し上げます。

主イエス・キリストの誕生をともに祝った降誕祭から教会の暦では降誕節が始まります。

その降誕節には「聖家族」や「神の母聖マリア」、そして「御公現」といった祝日があり、教会の一年の暦の中でも一番家庭的で温かな雰囲気に包まれます。

皆さんも年末年始は帰省などにより普段会えない家族で過ごす機会も増えることでしょう。

そのような家庭的な雰囲気の中にいる皆さんは、馬小屋の情景、そして幼子イエスの無垢な姿から今年あらたに心を動かされるような体験がありましたでしょうか?

毎年暦通りに繰り返される馬小屋への黙想は、ともすれば見飽きた映画やドラマのようにマンネリ化してしまいがちですが、私たちがそこから新たなインスピレーションを受け、年毎に幼子イエスへの親しみが増すとともに、家庭を守るマリアとヨセフの姿に倣い、愛において豊かになっていくことができればと願っています。

この馬小屋の幼子イエスと聖家族について、静養のためクラレチアンレジデンスに移られたフラデラ神父様は特別の思いを持たれていたようです。

経年劣化のため、ところどころ塗料が剥がれた枚方教会のマリアとヨセフを憐れに思われたようで、「枚方教会のマリア様とヨセフ様は関西医大で治療を受けられた方がよい」とおっしゃられ、聖堂の幼子イエスをくるむ布が薄いのを見られると、「イエス様が寒そうで可哀想だ。もっと温かそうなものを」と嘆かれていました。 “馬小屋の聖家族を見つめて
主任司祭 長崎 壮” の
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待降節黙想会

12月11日(日)3年ぶりとなる枚方教会の待降節黙想会が行われました。

四旬節の黙想会を行って頂いた和越神父は3年前に頼んでいたので、何とか来て頂けましたが、今回は直前まで告知できず、特に前号のグアダルペに黙想会案内の詳細を記載できなかったことを担当委員として申し訳なく思っています。

今回フリオ神父に枚方教会に来られて16年で初めて黙想会を行って頂きました。

本来は11時のミサから始まり、昼食を挟んで講話を頂き、その後にゆるしの秘跡となりますが、今回はミサをそれぞれで9時、11時で受けていただき、昼食の後、午後に講話を頂き、その後にゆるしの秘跡となりました。

内容につきましては、丁度待降節3週目でしたので、そのよろこびの主日=Gaudeteについて、私たちがどうよろこびそこから福音宣教にどう繋ぐかについて、まず2019年のローマ教皇=パパ様の来日、その時のテーマであった「すべてのいのちを守るため~Protect all Life」、更にそのテーマの元となった2015年の回勅ラウダート・シの巻末に在る「被造物に捧げるキリスト者の祈り」を皆で唱え、テーマソングのProtect all Lifeを聞きスタートしました。

来日の3日間だけで、日本はどこか変わった。

さらにそこから昨年のシノドスにつながった。

そこにはケリマ=私たちの間で福音を延べ伝える事、いい話をする。悪口ではない、喜びにつながるひと時が有り、更にお互いに励ましあうそれを生かす。小さな出来事、小さな喜びを分かち合い共に歩む。
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こころの生まれ変わり
カタリナ K・T

   

私の今までの人生を振り返ると『反抗』という文字が一番に出てきます。

親への反抗、社会への反抗、教会への反抗、神への反抗。

幼児洗礼の私は、反抗心を心に持ちながら、高校生まではイヤイヤ教会に通っていました。

教会へ行くとなぜか偽善を感じ、苦痛な場所でしかなく、神様のことを理解することもありませんでした。

それ以来私は教会からも神様からも離れ、闇の世界を数十年、さまよい生きてきました。

何か問題が起きても全て自分の力で動き解決してきました。

でもある日、自分では解決できない大きな出来事が起こり、悩み、苦しみました。

絶望感に押しつぶされそうになる日々、生きているのもイヤになる日々。そんな時に私の心に浮かんできたのが神様の存在でした。神様に頼りたい・・・。

何十年も祈ることのなかった私が、神様を求めて祈るようになり、神様の言葉を求めて聖書をまた読み始めるようになりました。

以前は聖書を読んでも意味がさっぱり分からず、何も心に残らない、ましてや眠くなって最後まで読めない私でしたが、今は少しずつ理解が深まり、神様の言葉を心に留めながら読んでいけるようになりました。

このような中で、ひとりで生きていけると高慢だった私が「自分の弱さを知り、すべてを神に委ね、神様と共に生きたい」という心の変化が起こりました。

心の清い人しか行っちゃダメだと思っていた教会も、罪人だから神様を求め、離れないように教会に行くのだと自ら悟りました。

父の死をきっかけに、こんなにも早く帰ってくるつもりではなかった枚方、そして枚方教会に戻ってきたことを心から神様に感謝しています。

元気のなかった私に「元気になるために教会に来てください」とだけそっと言ってくださった長崎神父様。

心優しく温かく迎えてくださり、分かち合いによって幼い私の信仰の手助けをしてくださる神父様方、枚方教会のみなさんにとても感謝しています。

もし、幼児洗礼ではなく神の存在を知らなかったら、反抗心の強い私は大人になっても神様を知ろう、求めようとはしなかったと思います。

今は幼児洗礼のありがたみをひしひしと感じ、日々の疲れがあっても、毎週日曜日のミサにあずかると必ず元気になる私がいます。

住人不在の私の部屋に父が貼ったもの(シラ書 13章)



(余談)

現在、私は訪問介護ヘルパーの仕事をしています。

いろいろな人生を歩んで来られた高齢者の方々と接することは私の喜びであり、なによりも人生勉強になっています。

しかし、体が不自由になり寝たきりの方や身寄りがなく孤独に暮らしている方から「もう死にたい」と言われることがあり、返す言葉が見つかりません。

何と声をかければいいのだろうと祈り考える日々です。

お知らせ(1月)

◎年始のミサ・車の祝別 1月1日(元日)
  神の母聖マリアの祭日
  世界平和の日    
 ミサ 0時・10時・12時 
 各ミサ後に、車の祝別があります。祝別を受ける時に献金をお願いします。

◎主の公現(祭) 1月8日(日) ミサ 9時・11時

◎主の洗礼(祝) 1月9日(月) ミサ 10時

◎初金 
1月6日(金)10時 ミサ後、婦人会掃除・定例会
2月3日(金)10時 ミサ後、婦人会掃除・定例会
・第3・4・5金曜日は10時から婦人会による掃除があります。お手伝いをお願いします。

◎成人のお祝い 1月8日(日)
11時ミサの中で、新成人への祝福があり、プレゼントが贈られます。該当者には葉書で案内を差し上げています。ぜひ参加してください。なお、祝賀会はありません。

◎壮年会総会 1月8日(日)
11時のミサの後、集会の家で総会を開催します。新年会はありません。

◎ガールスカウトの初釜 1月22日(日)
・今回はお稽古として行われますので、信徒の皆様へのふるまいはありません。

◎壮年会掃除と定例会
 1月14日(土)17時~
 2月11日(土)17時~
 
◎福者ユスト高山右近殉教者(記) 2月3日(金) ミサ 10時

◎日本26聖人殉教者(祝) 2月5日(日) ミサ 9時・11時

◎灰の水曜日(四旬節)(大斎・小斎) 2月22日 ミサ 10時・19時
・事前の枝の回収にご協力ください。

◎待降節の募金結果
皆様のご協力により募金額は9万2865円でした。「ゆめ風基金」へ送金致しました。
(社会活動委員会)(ガールスカウト)

◎新型コロナ感染症について
・風邪、インフルエンザと似た症状です。
・不安な場合、PCR検査を受けましょう。
・かかりつけ医の他、大阪府HPで実施医療機関を見つけられます。
・陽性の場合、指示がありますが、軽症者は自宅等療養になり、期間は発症日から7日間。
・同居の家族は濃厚接触者となり自宅待機期間は5日間となります。
・陽性で無症状の場合、5日目にPCR陰性であれば6日目療養解除となります。
・その他
受診相談センター
枚方市健康福祉部
☎072・841・1326

◎幼稚園との行き来についての注意
・平日は施錠されており、教会側から幼稚園へは行けません。幼稚園に御用の方は、直接幼稚園にご連絡下さい。
・土日は主日ミサがあり、園庭を駐車場としてお借りしております。
開錠時間は 土曜日:18時半~19時ミサ終了後
日曜日:8時頃~17時

七五三のお祝い

11月20日(日)フリオ神父司式の9時ミサにて、子供たちの健やかな成長を願い「七五三のお祝い」が行われました。

ミサは子供たちの入場から始まり、祭壇前で全員礼をした後、各子供たちは聖水で清められました。

ミサ後に祝福されたプレゼントをフリオ神父から贈られ、記念撮影を行ないました。
皆様おめでとうございます。