エルサレムからそれほど遠くないところにベタニアという村があり、そこにマルタ、マリア、ラザロという兄弟姉妹がいました。イエス様は彼らととても親しくしておられたようです。マルタとマリアについては、ルカによる福音でもその性格の違いが記されているところがあります。
行動的、積極的なマルタに対して、静かで話を聞くのが好きなマリアはここでも対比されています。今、この姉妹は兄弟ラザロが重い病気になったので、イエス様に来てほしかったのです。そこで人をイエス様のもとに遣わしました。おそらく彼女たち自身が行くよりも、早く伝えられると思ったからでしょう。それほど早く来てほしかったのです。 “この病は死に至らず ー日本基督教団 森小路教会 牧師ー 河北朝祷会より(2016.9.18 第192回)” の続きを読む