この写真は、終戦直後アメリカの従軍カメラマンだった故ジョー・オダネル氏が長崎へ来て、焼き場で亡くなった弟を焼いてもらうために順番を待っている少年を撮ったものです。田上長崎市長がバチカンを訪れ、この写真をフランシスコ教皇に親書に添えて渡した。教皇は写真をご覧になって、胸を打たれ「このような写真が千の言葉より多くを語る」と言われサインされました。
この夏から国内の教会で配られ、皆さんも手にされたと思います。
73年前の私と少年とが重なる部分があり、これを分かち合いたいと思います。 “焼き場で順番を待つ少年 (寄稿者 Y.A)” の続きを読む